テナント出店で集客しやすく
株式会社GO TODAY SHAiRE SALONは2020年3月12日、15店舗目となるシェアサロン「GO TODAY SHAiRE SALON(GTSS)」を渋谷モディ(株式会社丸井グループ)の4階にオープンする。
渋谷モディは公園通りの入口にあるランドマーク的存在で、アパレルショップや雑貨、カフェ、セルフエステサロンなどが入っている。
渋谷モディ店は、GTSS初となる商業施設のテナントとしての出店。
シェアサロンを利用するフリーランス美容師は、SNSなどを活用して自力で集客するケースがほとんどだが、買い物客が多く訪れる商業施設であればサロンが認知されやすく、集客のハードルが下がることが見込まれる。
体験型EC、ポップアップショップを予定
GTSS渋谷モディ店の特徴は、次の通り。
①完全キャッシュレスかつ後払いも可能
②サロン専売品の体験型ECコーナーを設置 ※予定
③美容ブランドによるポップアップショップ(期間限定店舗)の開催 ※予定
②、③はGTSSの新事業となる試み。
①については2019年4月の青山店オープンに伴い、業界で初めて導入している。
2年で15店舗、全国展開へ加速
今回の出店で、GTSSの立ち上げから約2年で全国計15店舗を達成することになる。
同社はGTSSを「コミュニティ型シェアサロンプラットフォーム」と位置づけ、FCも含めて全国への出店を加速中。渋谷・原宿・表参道エリアのドミナントを強化する狙いがある。
渋谷モディ店の出店によってGTSSの認知度を上げることは、他の店舗、特に周辺エリアの店舗への恩恵が大きい。
GTSSでは「若者の街としての渋谷をリードしてきた存在の渋谷モディに、シェアサロン+体験型EC+ポップアップショップとして出店することで相乗効果が期待できる」としている。
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渋谷モディ・小倉店長コメント
GTSSのオープンにあたり、渋谷モディの店長を務める小倉宏行氏は、以下の通り、コメントを発表した。
「あらゆるものがデジタル化し、ショッピングもオンラインとオフラインの境が無くなっている時代に、リアル店舗の価値はモノを販売するだけではなく、体験や時間消費などさまざまな価値を提供していくことが重要になってきています。
ワクワクする時間を過ごせたり、自分を高める体験ができたり、そしてそれを発信していくことで、新たなコミュニティを育むことができる、そのようなテナント様の誘致を渋谷モディは目指しております。
1つのサロンを独立した個人やチームが必要なときに利用する『シェアリング』という、新たな美容室の在り方を提案し、コミュニティの形成や美容師の新たな働き方を創造していくGOTODAY様の理念は、渋谷モディをご利用いただくお客様のニーズに合致すると感じました。
渋谷モディは、かつての販売中心型店舗からデジタルを加味させた体験の場所へ生まれ変わる最中であり、このご縁を機に新たな価値を共に創造しながら、お客様に喜んでいただける店づくりを進めてまいりたいと思います」
【店舗概要】
店舗名:GO TODAY SHAiRE SALON 渋谷モディ店
所在地:東京都渋谷区神南1-20-3 渋谷モディ4階
オープン予定日:2020年3月12日(木)
営業時間:8:00〜23:00
定休日:渋谷モディに準ずる
予約方法: https://www.gotoday-shaire.salon/reservation
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