2020年の東京オリンピックに向けて、キャッシュレス化が進む日本。
美容室でもクレジットカード決済からPayPay、LINE Payまで様々なサービスの導入が進んでいます。

そんな中、シェアサロン「GO TODAY SHAiRE SALON」（GTSS）がいち早く「完全キャッシュレス」の店舗を出します。
GTSSとしては4店舗目となる、4月1日オープンの青山店です。

業界初の完全キャッシュレス。カード払いもスマホ決済も対応

日本は諸外国と比べてキャッシュレス化が遅れているというのは、ニュースなどでもよく耳にすると思います。
「クレジットカードの保有率は高いが利用率は低い」のが現状で、スマホ決済についてもまだまだ普及半ばです。

このため、キャッシュレス化を進めている美容室でも、現金払いと併用していますが、GO TODAY SHAiRE SALONは業界初の「完全キャッシュレス」に踏み切ります。

スマホ決済はatoneを導入。お客様にとっては、アプリからQRコードを読み取るだけで簡単に支払いができる

青山店では、クレジットカード決済はSquare、カードレスのスマホ決済はatoneを利用。
スマホ決済による後払いも可能とすることで、クレジットカードを持っていない・利用しない人にも対応するという体制です。

キャッシュレスと相性の良い、シェアサロン利用客

シェアサロンの利用客は、インターネットを活用してフリーランス美容師とやり取りができる層、いわゆるITリテラシーが高い層のため、一般の人よりも、キャッシュレスへの理解があります。

店舗を構えて地域住民を主な顧客とする美容室とは、利用の仕組みや客層が異なるシェアサロンだからできる取り組みと言えるでしょう。

完全キャッシュレスが受け入れられるか否か、その試金石が青山店です。

GO TODAY SHAiRE SALONでは、2022年をめどに、直営店と子会社を合わせて全国96店舗を目指しています。
ハイスピードで出店を続ける中、同様の店舗がどのくらい出てくるのでしょうか。

美容室でのキャッシュレス化の利点や課題をさぐる意味でも、今後の動向は業界関係者の耳目を集めることになりそうです。

GTSS初のオープン席スタイル

青山店は初のオープン席。天井高4ｍの開放的なサロン（写真はイメージ）

これまで「個室型美容室」をうたってきたGO TODAY SHAiRE SALONですが、青山店は、初のオープン席スタイルです。

個室よりも美容師同士のコミュニケーションが取りやすいため「これまでにない新たな『繋がり』が生まれる」「1人では得ることのできない、刺激的なサロンワークを味わうことができる」といいます。

店舗面積は、約38坪。天井高4mの開放的な空間はモノトーンを基調としたシンプルなテイストに仕上げ、ウェイティングスペースやコールド待ちスペースには木や緑をあしらう予定です。

還元率80％で利用しやすく

さらに、既存店舗よりも美容師への還元率を引き上げるとのこと。

「月額契約」は従来、Aプラン（月額費用5万円＋技術売上25%）とBプラン（月額費用3万円＋技術売上30%）でしたが、青山店は月額費用2万円＋技術売上20%。つまり、美容師への還元率80%となります。

「スポット契約」については従来通り、30分当たりの利用料が平日750円、土日祝1200円（材料持ち込みの場合）。

利用のハードルをさげることで、利用者増、出店スピードの加速が見込めそうです。

◆GO TODAY SHAiRE SALON 青山店
▽東京都港区北青山3-5-9 KAZU表参道 地下1階
▽東京メトロ・表参道駅から徒歩3分、外苑前駅から徒歩7分

◆GTSS オオイケ モトキさんのインタビューはこちらから

美容師の働き方改革の旗手、GO TODAYオオイケモトキ ～2022年に全国96店舗めざす！ 共に成長するシェアサロン～

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◆GO TODAY SHAiRE SALONの店舗一覧

【原宿本店】2017年11月1日オープン。原宿駅徒歩4分、約37坪、7個室8席

【原宿Stella店】2018年7月1日オープン。原宿駅徒歩1分、約50坪、12個室13席

【銀座店】2019年3月下旬オープン予定。銀座駅徒歩3分、約39坪

【青山店】2019年4月1日オープン予定。表参道駅徒歩3分、約38坪、オープン席

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