指名予約への導線強化、「口コミ評価」から美容師を選びやすく!
ミクシィが運営する、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo(ミニモ)」。
大半の予約サイトではサロンへの口コミや評価が掲載されているのに対し、ミニモに投稿される口コミや星は「美容師個人への評価」。
この独自性を活かすべく、サロンスタッフのプロフィール画面に、美容師個人への口コミを集約した評価が表示されるようになった。
「リピーター多数」や「仕上がり満足度が高い」など、その美容師がどのような評価を受けているのかが一目でわかるというもの。口コミの集約結果であるアイコンと説明文は、プロフィール画面(掲載詳細画面)のほか、検索結果一覧画面、お気に入り一覧画面などにも表示される。
どのような口コミが何件寄せられたかに基づいてミニモの独自アルゴリズムが判定して自動で表示するため、サロンスタッフが自身で項目を選択したり非表示にしたりはできない。
その美容師の特筆すべき情報として最大3つまで表示されるが、口コミの件数が少ないなど、判定基準に満たない場合は表示されない。
ミニモから予約しようというお客さまにとって「口コミ評価」から美容師を選びやすくなっており、指名予約への導線が強化される形となった。
9月から徐々に対象となるサロンスタッフや掲載項目を広げ、11月末にリニューアルが完了したという。
口コミの集約結果であるアイコンの種類は?
口コミの集約結果であるアイコンと説明文は、基本的に
・ミニモ公認資格
・リピーター多数
・〇〇満足度が高い、〇〇が好評
の3パターン。
「〇〇満足度が高い」については
・仕上がり満足度が高い
・サービス満足度が高い
を用意。
「〇〇が好評」については
・カットが好評
・ヘアカラーが好評
・パーマが好評
・縮毛矯正が好評
・エクステが好評
・ヘアセットが好評
・マツエクが好評
・マツパが好評
・ネイルが好評
・ハンドネイルが好評
・フットネイルが好評
・スカルプが好評
・アートネイルが好評
・エステが好評
・リラクが好評
・脱毛が好評
・着付けが好評
がある。
「カットが好評 カットを施術した90%のユーザーが満足しています」「仕上がりの満足度が高い 96%のユーザーが高い評価をつけています」など、数字と共に表示されるため信頼を得やすい。
項目については今後も随時追加する予定だ。
文部科学省の後援事業「日本化粧品検定」がミニモ公認資格に
口コミの集約結果とともに表示される「ミニモ公認資格」は、2018年9月27日よりスタートしたもの。
スタート時は「ヘアケアマイスター認定者」と「松風公認制度資格保持者」の2種類だったが、第2弾として、新たに「日本化粧品検定」(一般社団法人日本化粧品検定協会)の表示が可能になった。
日本化粧品検定は‟化粧品を正しく使うための知識の普及”と‟化粧品についてのスペシャリストを育成する”ことを目的とした検定。受験者数は累計で47万人を超える。
今春より、日本化粧品検定の1級・2級が、化粧品・美容の知識に関する検定としては初めて文部科学省の後援事業となった。
⇒関連記事:「日本化粧品検定」が文部科学省後援事業に
日本化粧品検定1級・2級の次回(第14回)試験日は2020年5月24日(日)に実施予定。2月4日(火)から申し込みを受け付ける。
⇒検定試験の申し込みはこちらから
※対策問題集プレゼントの特典付き。受付は2月から
ミニモ公認資格の登録方法は?
公認資格を掲載したい場合は、マイページの「公認資格の申請」から申請する。
申請後、ミニモ運営事務局が各協会・団体などに問い合わて資格保持の確認を行う。この確認が済み次第、事務局から申請者にアプリ内のメッセージで連絡するという流れで、申請から1〜2週間ほどかかる見込み。
“四方良し”な「ミニモ公認資格」
「ミニモ公認資格」は、ミニモを利用するお客さま、資格保有者であるサロンスタッフ、資格の発行元、ミニモの4者それぞれにメリットがあるという。
◆ミニモを利用するお客さま
特定の分野に関して知識が豊富なスタッフが分かりやすくなり、より安心・安全にサービスを利用できる
◆資格保有者(サロンスタッフ)
自身が持っているスキルや強みをアピールできるようになり、自身のブランディングに役立つ
◆資格の発行元
資格保有者のアピールの場を増やすことができ、検定・資格自体の認知度が上がる
◆ミニモ
有資格者を明示することで、お客さまに安心・安全なサービスを提供できる
今回、公認資格となった日本化粧品検定を運営する一般社団法人日本化粧品検定協会は「サロンのお客さまは、店よりも人についてこられる時代です。髪だけ、ボディだけ、爪だけ、まつ毛だけではなく、1人のお客様のトータルビューティースタイリストになることで、今よりもっと、ご活躍の場とファン層を広げられると思います」とコメント。
ミニモでは「お客さまがもっと気軽に”ビューティー”を楽しめるよう、さまざまな取り組みを行っていくとともに、今後もサロンスタッフがより多くのお客さまを集客できるようサービスの利便性を高めていきます」としている。