一般社団法人日本化粧品検定協会が実施している「日本化粧品検定」(1級・2級)が、文部科学省の後援事業となった。化粧品・美容の知識に関する検定が文部科学省の後援を受けるのは、今回が初めて。
検定の目的は、化粧品を正しく使うための知識の普及と、化粧品についてのスペシャリストを育成すること。受験者数は累計で36万人を超えている。
化粧品メーカーやOEM企業の社員から、美容部員、美容師、エステティシャン、ネイリスト、一般女性まで様々な人が受験する検定で、社員教育での導入も進んでいるという。
化粧品原料の基礎知識、アイテムの使い方と注意点、医薬品医療機器等法についてまでを網羅しており、化粧品の物販やカウンセリングを行う美容室・美容師におすすめの検定となっている。
さらに1級合格後に所定のプログラムを受講し、協会の会員になると、協会認定の「コスメコンシェルジュ」の資格が得られるため、活動の幅が広がる。
第12回日本化粧品検定は、5月26日(日)。現在、申し込み受付中で、締め切りは4月8日(月)。
受験会場は、札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・京都・大阪・福岡と、第12回特別開催地である宇都宮・千葉・横浜・新潟・金沢・広島・松山・熊本・沖縄。
協会では受験の機会を広げるため、試験ごとに特別開催地を設けている。特別開催の9会場については次回の開催が未定のため、今回の受験が望ましい。
なお受験対策には、日本化粧品検定協会制作・主婦の友社発行の「対策テキスト」(1級1944円、2級・3級1836円)と「対策問題集」(1級2052円、2級1728円)がある。
「BG会員専用申込みフォーム」から受験申込みとテキスト購入を行うと「対策問題集」が無料でもらえる。
▽申し込みはこちらから:https://www.beautygarage.jp/pickup/cosmeticlicense (申し込みフォームはページ中ほどのボタンから)
3級は、協会ホームページ上で常時、無料で受けられるため、初めての人は、まずはこちらで腕試しをするのもおすすめ。
▽日本化粧品検定3級:https://cosme-ken.org/thirdclass/