光に透けるような発色と、赤みに縛られない自由な色表現が特徴のヘアカラー「edol(エドル)」。
タカラベルモントは2022年9月22日、深みとニュアンスを生み出す2色の新シェード「ウォームブラウン」と「モノトーン」を発売する。
また、今年6月より一部カラーに採用している新ベース処方を全色に拡大し、順次切り替えていく。
色組み合わせてアンダーや彩度コントロール
新色は「ウォームブラウン」と「モノトーン」のシックな2色。単色での発色の美しさはもちろん、ほかの色と組み合わせることでアンダーや彩度を操り、ヘアカラーのコントロール幅を広げる。
「ウォームブラウン」は赤みのある色合いで、コクと質感を表現。ほかの色と組み合わせることでナチュラルにアンダーを補い、トーンダウンを可能にする。
「モノトーン」はベースの髪色を生かした色つやを表現する。ほかの色と組み合わせることで濁らず、かつ色相をぶらさずに彩度をコントロールする。
ベースカラーに2色追加で全77色に
今回の新色2色が加わるのは、ベースカラーのライン。
これによりベースカラー30色、シェードカラー40色、プライマリーカラー7色の計77色となり、カラーバリエーションがさらに豊富になった。
全色新ベース処方に切り替え
また、今年6月に発売された新色3色から採用している「シナジープレックスオイル処方」を全ラインナップに拡大する。切り替えは順次行われる。
新処方では、赤みを効率よく消して透明感のあるベースをつくり、染料を効果的に浸透させて髪の芯から均一に発色。油分を補給しながら染料の定着領域を補強することで、染めたての美しさをキープする。オイルリッチなベース処方にアップデートしたことで、より染着性と色持ちが向上した。
さらに、「アクセスプレックス(酒石酸水素カリウム)」を配合。ダメージを受けた毛髪を保護し、均質な色表現と、カラーを楽しみ続けやすいコンディションをサポートする。
また、従来のエドルに比べ、乳化成分として使用している界面活性剤を14%削減し、生分解性に配慮。ヘアカラーを洗い流した時の排水による環境負荷の低減を目指している。
文/杉野碧