「ビューティーワールド ジャパン2022」(主催:メッセフランクフルト ジャパン)が、5月16日に開幕した。
過去最大規模となる672社が東京ビッグサイト東ホールに集結。初日から多くの美容業界関係者でにぎわった。開催は18日まで。
東ホール全館使用、初日からにぎわう
ヘアからスキンケア、アイラッシュ、ネイルまで幅広いビューティーカテゴリーを網羅するビューティーワールドジャパン。
2020年の中止や東京五輪開催による会場の利用制限などを経て、4年ぶりに東京ビッグサイトの東ホールでの開催となった。
東ホール全館を使用し、過去最大規模となる672社が出展。そのうち約215社が新規の出展で、訪れたバイヤーや美容師は新しい商材やサービスをぎん味していた。
13の展示ゾーンに多様な製品やサービス
会場は同時開催の東京ネイルフォーラムを合わせて13ゾーンにカテゴライズ。
ヘアに関するあらゆる製品・サービスが集まる東2ホールの「クリエイティブヘアゾーン」には、理美容サロン向けの商材を扱う40社以上が出展した。
東2-6ホールには「コスメティックゾーン」や「アイラッシュゾーン」がまたがり、スキンケアやエステ、アイラッシュなど幅広いカテゴリーの製品が並んだ。
東3ホールの「からだ+キレイゾーン」は、初開設となった昨年からさらにパワーアップ。昨今注目を集めるフェムケア製品・サービスや、高齢化社会で健康維持するためのサプリや食品、ボディメイク、オーラルケアなど、多彩な製品が並んだ。
新設の「OEM・パッケージゾーン」と「メイクアップゾーン」も盛況だった。OEM・パッケージゾーンには、約15社が出展。メイクアップゾーンは、マスク着用が定着したコロナ禍で、新しいニーズにこたえるメイクアップ商材を約15社が展示した。
「東京ネイルフォーラム2022」は東1ホールで開催。日本ネイリスト協会の「JNAブース」では、トップエデュケーターによるデモンストレーションが行われた。
人気美容師のセミナーめじろ押し
毎回人気のセミナー企画「ヘア&ネイルステージ」は、東2ホールで3日間にわたって14のステージを開催する。
初日は、6つのセミナーを実施。
川上昌博氏(Barbershop APACHE)の「フェードを学ぶ!Barber界のレジェンド 川上昌博が魅せるメンズカットセミナー」は、約100席の会場が埋まり、参加者は熱心に耳を傾けていた。
2日目以降も、新井唯夫氏(FÉERIE)や小松敦氏(HEAVENS)、近藤繁一氏(HYSTERIA)など注目のセミナーがめじろ押しとなっている。
なお、感染症拡大防止のため、来場は事前登録制となっている。
文/杉野碧