今日のポイント

肘関節の問題対策については、

①ストレッチ

②予防エクササイズ

の全2回。今日は「予防エクササイズ編」です。

今回は肘関節の問題についての予防エクササイズです。

今回は肘の痛みをやわらげる「リストカール（屈筋群）」「リストエクステンション（伸筋群）」「回内・回外エクササイズ」をご紹介します。手首の腱鞘炎（けんしょうえん）に悩んでいる人にも、ぜひやってもらいたいエクササイズです！

5分ほどでできる手軽なエクササイズなので、サロンワークを始める前や合間の時間にやってみてください！

①リストカール（屈筋群）

リストカールとは

リストカールとは、リスト（手首）をカールする（曲げる）という意味。前腕屈筋群（ぜんわんくっきんぐん）を鍛えるエクササイズです。

前腕屈筋群は、前腕（手首から肘にかけての部分）の掌側についている筋肉で、手首を曲げたり、指を曲げたりするときに使います。前腕屈筋群を使いすぎると、スタート位置である肘の内側に痛みが出ることがあるので、ここを鍛えて強くしていきます。

リストカール（屈筋群）「手のひらに力をかける→手首を折り曲げる」

1）手のひらに力をかける

右手の手のひらを上にして、左手でグーッと力をかけていきます。

このとき、前腕をひざやテーブルに固定するとやりやすいです。

2）手首を折り曲げる

左手で力をかけながら、右手の手首だけで押し返します。

手首だけ動かすことによって、肘から手首にかけての前腕に力が入っているのを感じてください。

中身の入ったペットボトルを使って、手首を返すだけでもOKです！

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