2019年にスタートした「カミカリスマ」も3回目を迎え、ついに日本全国の美容師・美容室へと対象を拡大した。
2021年12月7日、東京・日比谷の帝国ホテルで「KAMI CHARISMA 2022 アワード」を開催。カミカリスマ実行委員会の会長を務める麻生太郎氏(自民党副総裁)ら政界の要人が出席し、カミカリスマに選定された美容師・美容室を表彰した。
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フランスには「食」のミシュラン、日本には「美容」のカミカリスマ
「カミカリスマ」のベースになっているのは、毎年12月に発刊するガイドブック「KAMI CHARISMA(カミカリスマ)」。
フランスには“食”のガイドブック「ミシュラン」があるように、日本にも“美容”のガイドブック「カミカリスマ」をつくり、日本の美容師のハイレベルな技術力や接客を“日本文化”として世界に発信しよう――。
こうした観光立国への期待もこめてスタートしたカミカリスマのプロジェクトは、政界の要人が実行委員会の役職に就き、外務省や経済産業省、厚生労働省の後援を受けている。
アワード初回から、実行委員会の会長を麻生太郎氏(自由民主党副総裁)、副会長を薗浦健太郎氏(衆議院財務金融委員長)が務めており、この日も両氏がプレゼンターとしてカミカリスマ美容師にトロフィーを贈った。また、今井絵理子氏(参議院議員)も来賓として駆けつけ、エールを送った。
→【麻生太郎会長あいさつ】「世界で評価される日本の美容に誇りを」
「カミカリスマ2022」は美容師175名、サロン300軒を選出
過去2回は東京とその近郊を対象としていたが、今回の「カミカリスマ2022」より、対象となる美容師・美容サロンを日本全国に拡大。
これに伴い、東京エリアから選抜する「美容師アワード(三ツ星、二ツ星、一ツ星)」「サロンアワード」に加え、全国8つのエリアを代表する美容師・サロンを表彰する「Greaty ∞(グレイティー インフィニティ)」を新設した。
この結果、「カミカリスマ2022」には、カリスマ美容師129名、カリスマサロン61軒、8つの地域を代表するグレイティー インフィニティの美容師46名、サロン239軒が選ばれた。合わせて、美容師175名、サロン300軒に上る大規模なアワードへ進化を遂げた。
なお、美容師アワードは一般カット部門とメンズ部門に別れていたが今回から統合されている。サロンアワードについてもカラー、パーマ、トリートメント&スパの部門別から三冠式に変更された。
「カミカリスマ2022」受賞者・サロン
カリスマ美容師 129名
カリスマサロン 61軒
グレイティー インフィニティ美容師 46名
グレイティー インフィニティサロン 239軒
カミカリスマ/美容師アワード「三ツ星」
カミカリスマ美容師アワード「三ツ星」は、9名が受賞した。
朝日光輝 (SUNVALLEY)
岡村享央 (MINX)
川島文夫 (PEEK-A-BOO青山)
川畑タケル (BEAUTRIUM七里ヶ浜)
高木琢也 (OCEAN TOKYO)
奈良裕也 (SHIMA HARAJUKU)
松浦美穂 (TWIGGY.)
松永英樹 (ABBEY)
宮村浩気 (AFLOAT)
=敬称略=
三ツ星を受賞した美容師一人ひとりに、カミカリスマ実行委員会の会長を務める麻生太郎氏(自民党副総裁)から、盾が授与された。