近年トレンドとなっているハイトーンカラーや外国人風カラー。ハイダメージになりがちなことから、ジカルボン酸やジマレイン酸などを使用した「プレックス系」と呼ばれる処理剤が注目を集めている。
シュワルツコフの「ファイバープレックス」、ウエラの「ウエラプレックス」などが、この分野の人気商品となっているのは周知の通り。今回は、独自性のあるサロンプロダクトを生み出す美容メーカー・ナッシュ(NASH)が開発した「R(アール)」シリーズを取り上げる。
ナッシュ独自の特許技術「InR Technology」
「いつものヘアカラーを、ダメージレスに」をコンセプトにしたプレックス系処理剤の「R」(アール)シリーズ。ベーシックな「R」と、グレーヘア向けの「Rグレー」(R GREY)をラインナップしている。
主要成分であるジカルボン酸とPVPを反応させるナッシュ独自の特許技術「InR Technology(インアールテクノロジー)」を採用し、有効成分を髪の毛のコルテックス内部深くまで運ぶことを可能にした。
これにより、カラーやパーマの施術時に使用することで髪の強度が増し、カラーの色持ちも向上。液剤が施術中に髪内部で作用している間も毛髪のダメージを抑える。
「R」「R GREY」いずれも、スターターとフィニッシャーをあわせて使うことで効果を最大限に発揮する。
繰り返すブリーチでも高い毛髪強度を維持する「R」
「R」には、髪の酸化を抑える毛髪保護成分のマレイン酸のほか、加水分解酵母エキス、PVP、ビルベリー果実エキス、10種類のアミノ酸などを配合。ヘアカラーのダメージ軽減はもちろん、繰り返し使うことでより髪を強くし、健やかな髪へと導く。
ナッシュがイタリア製造工場で行った毛髪強度試験(ストレッチテスト)では、それぞれ4回ずつブリーチ施術を繰り返した際、Rを使用する場合としない場合では毛髪強度に倍以上の差が出ている。
これだけのメリットをもたらしながら、「カラーが入りくい」「色が抜けにくい」「その後のパーマがかかりにくい」など使用する薬剤の効果を薄めるような悪影響は与えない。
グレーヘアに特化した「R GREY」
グレーヘアやエイジング毛に特化した「R GREY(アールグレー)」。グレーカラーを考慮した構成で、ケミカル施術のダメージを抑えるマレイン酸・PVP、ハリコシを与え毛髪強度を上げるダイズイソフラボン・加水分解ケラチン、ツヤや質感を向上させる11種類の複合アミノ酸などを配合している。
ミドル世代から上の年代や軟毛で大きめのリッジが出づらいヘアにもハリコシを与え、ツヤのある仕上がりを実現する。
R施術後に最適なホームケアアイテムも
Rを使った施術後、間充物質の持続性と質感の維持を目的としたR専用ホームケアアイテムも揃える。シャンプー、トリートメント、ヘアオイルをラインナップし、カラーの色持ち、パーマの持ちに貢献する。
「Rフィニッシャーの香りでヘアケア製品を作ってほしい」という声があったことから、アウトバスオイルのRトリートメンオイルには「サニーフルーツ」の香りを採用。エルカラクトン、油溶性の加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルクなどを配合し、さらさらでハリコシのある髪へ導く。
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