アイスタイル中間、「@cosme TOKYO」リニューアルと「@cosme NAGOYA」オープン

経営・業界動向
アイスタイル中間、「@cosme TOKYO」リニューアルと「@cosme NAGOYA」オープン

吉松会長CEOは営業利益が15億円、前年同期比で76%増の結果となったと語った

口コミサイトのアットコスメを運営するアイスタイル。2025年6月期第2四半期決算(2024年7月〜12月)は、売上高が前年同期比22.0%増の330億7200万円だった。

本業のもうけを示す営業利益は同75.8%増の14億9500万円を計上。3月5日に旗艦店の「@cosme TOKYO」をリニューアルし、「@cosme NAGOYA」を夏にオープンする予定だ。

決算説明会では、代表取締役会長CEOの吉松徹郎氏と代表取締役社長COOの遠藤宗氏が説明を行った。

アイスタイル第2四半期決算

2025年6月期第2四半期決算(2024年7月1日~2024年12月31日)※連結

売上高

330億7200万円(前年同期比22.0%増)

営業利益

14億9500万円(同75.8%増)

経常利益

15億8800万円(同96.4%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

11億円(同128.5%増)

セグメント別の業績概要

アイスタイル 2025年6月期第2四半期 決算説明会
遠藤代表取締役社長COOが東京店リニューアルと名古屋店オープンについて説明した
売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
マーケティング支援事業4,691
(11.3%増)
1,423
(50.0%増)
リテール事業25,533
(28.1%増)
1,304
(26.3%増)
グローバル事業2,056
(2.5%減)
△23
(―)
その他事業792
(8.4%減)
127
(24.0%増)

マーケティング支援事業は、中堅・新興ブランドとの取引が継続して拡大したため、売上高が伸長した。

リテール事業は、新店や改装の増床効果もあって、既存店の利益が拡大したという。ECにおいては、イベント「@cosme BEAUTY DAY」が増収に寄与し、四半期としては初の50億円を超えることができた。

アイスタイル 2025年6月期第2四半期 決算説明会
セグメント別売上高では、マーケティング支援とリテール事業がトップラインを牽引している

5大都市を中心に店舗網拡大

アイスタイル 2025年6月期第2四半期 決算説明会
@cosmeでの体験提供の起点となる大型店を5大都市に展開する

札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5大都市に、大型店舗を設置することを計画。2024年8月に博多店を拡張し、10月に札幌に新規出店した。

2025年3月5日には東京の旗艦店をリニューアルし、店舗面積を80㎡増やして1,380㎡にする。夏には名古屋で約810㎡の旗艦店をオープンする予定だ。

店舗数を増やすのではなく、既存店を改装・増床して、収益性を向上させることを重視する。

通期の業績予想

2025年6月期(2024年7月1日~2025年6月30日)※連結

売上高

660億円(前年同期比17.7%増)

営業利益

28億円(同44.3%増)

経常利益

29億円(同68.5%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

19億円(同56.5%増)

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