資生堂はパウダー状の香りのアイテム「香肌晶(かはだしょう)」を2025年1月22日に発売した。同日に横浜市・みなとみらいにオープンした「Shiseido Beauty Park(資生堂ビューティーパーク)」での限定販売となる。
肌に溶け込む微香パウダー
「香肌晶」はパウダーのような感触で、体温で溶けながら自然と肌になじんでいくのが特徴。
コーヒーブレイクのように、リフレッシュしたくなった時に使用するのがおすすめだという。微香パウダーをなじませた手の甲を鼻に近づけて深呼吸すると、ほのかな香りで自分自身を整えられる。
容量は6gで、価格は3,000円(税込)。凛としたヒノキと、甘美なミカンの2種類の香りから選べる。
オープンイノベーションの実験基地
新感覚の香りアイテム「香肌晶」は2019年に始まったオープンイノベーションプログラム「fibona(フィボナ)」の商品として誕生した。
フィボナは「世の中にはない・共創・未完成」をテーマに、スタートアップ企業とのコラボレーションなどで独自の商品開発を行っており、資生堂ビューティーパーク1階に「fibona Lab(フィボナラボ)」を構えている。
フィボナラボでは、小ロットで開発した商品を試したり、購入したりすることができる。「香肌晶」のほか、肌と一体化する新感覚アクセサリー「スキンアクセサリー™」も並ぶ。
また、計良宏文氏(資生堂チーフヘアメイクアップディレクター)ら4人のアーティストが「スキンアクセサリー™」のパーツを使用して手がけたヘッドマネキンが展示されている。今後も3ヵ月ごとにテーマを変えてアートピースを展示するという。
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取材・文・撮影/岡村幸治