ミルボンのフォトコンテスト「DA-AD-フォト」は、グランプリ作品を受賞者のサロンの最寄り駅に掲出する。
応募総数1140作品から2024年度のトップに輝いた大山千栄さん(hana⋮mori terara=ハナモリテララ)の受賞作が、2025年1月19日まで、香川・高松駅のデジタルサイネージに表示されている。
リーゼント風ヘアの淑女が決めるロックな一枚
サングラスを掛け、リーゼントをベースにアレンジしたブロンドヘアがまばゆい淑女。真っ赤な手袋、ドクターマーチンのブーツ、ウズベキスタンの伝統的なアドラスイカット(絣織=かすりおり)の着物に身を包み、ポージングを決める。
金銀ほかのカラフルな紙吹雪もさらなる演出に一役買った。
広告作品として通じるクリエイティブを世に
1994年から始まった「DA-AD-フォト」。日本だけでなく中国や韓国など東アジア各国の美容師が参加する。
広告作品として通じる大賞には実際に生活者の目に触れる機会を提供する“フォトイベント”という位置づけで、2022年からはテーマコピーをデザイン的に配置することも規定に盛り込まれた。
審査員は広告制作分野で活躍する4名。昨年と同じく、フォトグラファーのレスリー・キー氏とコピーライターでクリエイティブディレクターの三井明子氏、さらにスタイリストでファッションディレクターのキム・ジヘ氏、アートディレクターの吉田ユニ氏という豪華な顔ぶれ。
ヘアデザインについては、宮村浩気氏(AFLOAT)、岡村享央氏(MINX)、田中幸広氏(PEEK-A-BOO)ら有名美容師がヘアスーパーバイザーとして評価した。
なお、グランプリを受賞した大山さんには、教育支援金30万円と記念品が贈呈された。
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