ノーリツ3Qは減収減益となるも業務用給湯器販売が好調

経営・業界動向
ノーリツ3Qは減収減益となるも業務用給湯器販売が好調

美容業界向け給湯器で知られるノーリツ。2024年12月期第3四半期決算(2024年1月〜9月)は、売上高が1411億9300万円(前年同期比2.5%減)の減収だった。

ノーリツ2024年12月期第3四半期

2024年12月期第3四半期(2024年1月1日~9月30日)※連結

売上高

1411億9300万円(△2.5%)

営業利益

△4億1500万円(―)

経常利益

4億1200万円(△59.2%)

親会社株主に帰属する四半期純利益

23億4800万円(同309.8%増)

※包括利益:
2024年12月期第3四半期 69億7400万円 (△25.3%)
2023年12月期第3四半期 93億3500万円 (△5.8%)

セグメント別の業績概要

国内事業は、理美容・飲食店を含む非住宅分野において引き続き好調。非住宅分野の売上高は前年同期3億1000万円増の21億6900万円だった。

ボイラーから業務用ガス給湯器への取替を促進、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを推進した。

セグメント売上高
(百万円)
セグメント利益
(百万円)
国内事業906億10
(1.8%減)
△11億93
(前年度△14億51)
海外事業505億82
(3.7%減)
7億77
(66.0%減)

業務用給湯器で非住宅分野の事業拡大

中期経営計画「Vプラン26」で理美容・飲食店を含む非住宅分野の事業拡大を展開。保守・メンテナンスの収益拡大を図る。

業務用給湯器台数は前年に引き続き堅調。遠隔監視ニーズが高く、非住宅保守契約累計数が20%増加。労働力不足、建設コスト増に対して、組立配送・省人化施工部材が高評価となった。

ノーリツ業務用給湯器
理美容院向け業務用給湯器

通期業績予想

2024年12月期(2024年1月1日~12月31日)※連結

売上高

2050億円(前年同期比1.5%増)

営業利益

32億円(△16.7)

経常利益

42億円(同237.3%増)

親会社株主に帰属する当期純利益

47億円(同440.9%増)

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