舟山久美子さんが語る、フルボ酸スキンケア「ヘルツスキン」の開発秘話とギャルマインド

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舟山久美子さんが語る、フルボ酸スキンケア「ヘルツスキン」の開発秘話とギャルマインド

ヘルツスキンの自信作を手にする舟山さん

平成のカリスマギャルとして知られたくみっきーこと舟山久美子さんは、起業家へと転身。

2023年に株式会社LIENA(リエナ)を立ち上げ、フルボ酸スキンケアブランド「Herz skin(ヘルツスキン)」を始動した。

舟山さんに、「ヘルツスキン」の開発秘話と、会社経営にも繋がるギャルマインドについて話を聞いた。

「長年の肌荒れから救ってくれた」フルボ酸との出会い

── ヘルツスキンのキー成分であるフルボ酸との出会いは?

2019年9月に結婚し、翌年第一子を出産しました。フルボ酸との出会いは第一子を妊娠する少し前ですね。

ちょうど肌の不調で悩んでいるときに、お仕事で出会った方にフルボ酸ドリンクをすすめられました。10倍に希釈してお肌に塗ってみてくださいと言われて試してみたら、本当にみるみる肌が良くなって。効果を感じたので、フルボ酸ドリンクの原液を希釈しないで肌に塗っていました(笑)

自分の肌の赤みがひいたのはもちろんですが、母や周りの友達の肌がフルボ酸で変わるのを客観的に見て、同じように肌のことで悩んでいる方にもフルボ酸のスキンケア商品を届けたいと思うようになりました。

フルボ酸のスキンケア、ヘルツスキン代表のくみっきーこと舟山久美子さん
イベント会場でフルボ酸の魅力を語る舟山さん

3年以上かけて開発したフルボ酸スキンケア

── 導入美容水「インテンス90」の開発でこだわった点は?

私自身、フルボ酸ドリンクの原液を肌に塗って効果を感じていたので、ヘルツスキンの1つ目のアイテムとなる美容水もフルボ酸の90%高配合にこだわりました。

特に希少価値の高いアメリカ・ユタ州で採れるフルボ酸を90%も配合するのは難しいと言われましたが、3年以上かけて検討を重ね、2024年3月に「インテンス90」を発売しました。

── 9月20日発売の新商品「リペアクリーム」も「インテンス90」と同時期から開発をはじめて、発売まで丸3年かかったと伺いました。

フルボ酸のスキンケア、ヘルツスキン
70種類のミネラルを含む高純度フルボ酸を90%配合した導入美容水「インテンス90」㊧と、フルボ酸をはじめ高浸透型ビタミンC誘導体や3種のヒト型セラミドを配合した「リペアクリーム」㊨

私自身が敏感肌で、低刺激のクリームでも実際に使うと赤くなってしまうことが多く、開発にはとても苦労しました。

開発中に妊娠・出産を経てホルモンバランスが変化したり、会社を立ち上げたりもあったので、そこでまた肌質が変わってしまって、なかなか納得いくものが出来ませんでした。

自分が使えないものは販売できないので、そこをクリアするのが難しかったのですが、丸3年かけてやっと敏感肌の私が自信を持って使ってほしいと言えるようなクリームが完成しました。

ギャル特有のチャレンジ精神は経営にも活かされている

── 平成ギャルの神様と呼ばれた舟山さんですが、平成ギャルと令和ギャルはどのような違いがあると思われますか?

令和ギャルは「ギャル+個性」というか、「自分らしさ」を持っている方が多いように思います。

私たちの時代のギャルは情報が雑誌しかなかったので、つけまつげのつけ方や髪の巻き方の一つ一つをみんなで真似して、そこでゼロから学んでいました。コスプレをするような感覚で「ギャル」というものになって、そこから自分流にアレンジしていく子が多かったです。

それに対して今のギャルは、髪色や髪型もさまざまで、韓国風のギャルや、昔ながらの肌見せやヒョウ柄を着ているギャルなど、いろいろなタイプのギャルがいます。ギャルも多様化しているというのが面白いですね。

── 平成ギャルと令和ギャルの共通点は?

前向きで何にでも挑戦するチャレンジ精神が、どの時代のギャルにも共通していると思います。意外と女性経営者だったり、何かに挑戦されている方が、昔実はギャルだった…という話もよく聞きます。

何かを取り入れたりとか、挑戦することへの不安や抵抗がないというところも、ギャルになることで身につくのかなと。そのチャレンジ精神が経営にも活かされているのかもしれません。

フルボ酸のスキンケア、ヘルツスキン代表のくみっきーこと舟山久美子さん
「見た目を変えるというのは、心を前向きに変えるために、一番手っ取り早く簡単に真似できる方法」と語る

── 舟山さんは 20代の頃に体調を崩されたご経験がありますが、その経験が会社の立ち上げに繋がったのでしょうか?

私自身、前向きではあったのですが、一つ一つの仕事を自分主体の人生を作るという目線で選んでいたかというとそうではなくて、「くみっきー」として「舟山久美子」として、これをしたら周りが喜ぶかなとか、お客様が喜ぶだろうなとか、誰かのために選択することが、結果として自分を縛りつける要因にもなってしまうということに気づいていませんでした。

主語が私じゃなくて誰かだったので、知らず知らずのうちに心が疲弊してしまって、それが肌荒れや身体のトラブルにつながって体調を崩してしまいました。

特に女性は家族や周りのために我慢してしまう方が多くて、仕事や家庭も全部両立させようと思ってしまったり、器用だからこそ自分を追い詰めてしまったり、気がつかないうちに自分を苦しめる方向に向かってしまっている方がたくさんいます。

そのような方がもう少しラフに考えられるような発信や商品づくりをしたいという想いで会社を立ち上げました。

フルボ酸のスキンケア、ヘルツスキン代表のくみっきーこと舟山久美子さん
「女性たちが自分自身を見つめるきっかけをつくりたい」

美容サロンで気になるところは、リラックスできる空間かどうか

── 舟山さんはお父様が建築士でいらっしゃるとのことですが、美容サロンの建築に関して気になるポイントがあれば教えてください。

座ったときに鏡から何が見えるかというのは気になりますね。他にもシャンプー台の色味や隣の台との距離感など、リラックスできる空間かどうかは気になります。

子供がいるからかもしれませんが、ちょっと気合いを入れて行かないといけない気がして美容室に行く一歩が踏み出せないことがあるので、リラックスできる空間かどうか、視界に何か気になる情報が多くないかというのは、つい見てしまうポイントです。

── 普段から使われているヘアケアアイテムはありますか?

インテンス90を頭皮ケアにも使っています。そのまま使うのは少しもったいないので、私はインテンス90を数滴垂らして水で希釈したものを頭皮にも塗っています。

ヘルツスキンのアイテムは美容師さんやエステティシャンさんにも好評で、現在は公式サイトのみでの販売ですが、お店に置きたいと言っていただくことも多いです。

美容師さんにはぜひ手荒れにも使っていただきたいですね。

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>> 舟山久美子さんプロデュース! 高純度フルボ酸のスキンケア「ヘルツスキン」

取材/大徳明子 取材・文/村山菜奈 撮影/岡田真麻

本文の写真1・4~6枚目は岡田撮影、ほか全てLIENA提供

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