1969年(昭和44年)創業で、埼玉・東京・千葉に15店舗を展開し、年商は20億円に上るZELE(ゼル)。
クリエイティブに力を入れており、2024年6月25日に東京・有明のTFTホール500で開催された中野製薬の「BEAUTY IS ART(BIA)」では、ヘアショーのトップバッターを務めた。
過去を越え、新たな基準を作る
ゼルのステージのテーマカラーはイエロー。
コンセプトは「Standards for ZELE(スタンダーズ・フォー・ゼル)」で、「過去を越えて世界を視野に入れた基準を発信し、想像の枠を飛び越えよう」という意味を込めた。
おしゃれ企画が運営するゼルは、沿線沿いの出店が多く、商業施設や駅前など立地の良い場所に店舗を構えている。スタッフ数は220名に上る。
1976年(昭和51年)に発足したゼルネットワークには現在21社が加盟。このうち、スタッフがゼルブランドとして独立した企業も6社を数える。東京、埼玉、神奈川、千葉、山梨、福島、愛知、新潟、奈良に76店舗を展開する。
BIAヘアショーには、クリエイティブチームのメンバーである佐藤拓馬さん、吉田夏美さん、松田悠椰さんの3名が出演した。
越谷店店長・松田悠椰さん
埼玉のZELE AVEDA越谷イオンレイクタウン店の店長でトップディレクターを務める松田悠椰さんは、流れる曲線が美しいショートヘアに仕上げた。
上尾店店長・佐藤拓馬さん
埼玉のZELE上尾店の店長でトップディレクターを務める佐藤拓馬さんは、エッジの効いたスタイルに仕上げた。
中延店チーフ・吉田夏美さん
東京・品川のZELE中延店のチーフでトップヘアデザイナーを務める吉田夏美さんは、マッシュヘアを披露した。
「ゼルの基準が美容業界の基準になれるようにと、いつも心に留めている」(吉田さん)という。
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取材・文/大徳明子 撮影/布施景