2024年6月4日に東京・表参道のシャルマンシーナ東京で、ラッシュアーティストの技術向上を目指す業界最高峰のコンテスト「EYELASH WORLD CUP(アイラッシュワールドカップ)」が開催された。
シングルラッシュなど5部門の競技
アイラッシュワールドカップは2018年に始まり、徐々に規模を拡大。今回で第6回目の開催となった。
競技はシングルラッシュ、ミックスボリュームラッシュ、ラッシュリフト、アイブロウ、アイゾーンムービーの5部門に分かれて実施された。
総合グランプリ受賞者はフランスへ
シングルラッシュのデザインの美しさを競うシングルラッシュ部門では、猪野塚久曜玲(いのづかひより)さんが優勝。2位は長谷川栞さん、3位は外記まなえさんだった。
複数のエクステを装着したFAN(束)の美しさなどを競うミックスボリュームラッシュ部門では、西村沙也加さんが優勝。「3年以内に必ず賞を受賞すると決めてやってきました。めちゃくちゃ嬉しいです」と喜びを口にした。2位は武井真衣さん、3位はスミス瞳さんとなった。
目元やまつげの状態に合わせてロッド選定を行うラッシュリフト部門では、松行菜緒さんが1位に輝き、2位は田口麻易子さん、3位は長尾純菜さんと続いた。
WAXなどを用いて立体的にアイゾーンを仕上げるアイブロウ部門で優勝した田口麻易子さんは「まだ信じられない気持ちです」と興奮した様子で話した。2位には中川瑞穂さん、3位には加藤鈴奈さんが入った。
施術のビフォーアフターを1本の動画にするアイゾーンムービー部門では、神保育美さんが優勝。2位には宇田川夕奈さん、3位には閑田愛梨さんがランクインした。
今大会から新設された団体部門では、株式会社ネクストリンクがグランプリを獲得した。
パリ大会の出場権を得られる総合グランプリには、渡邊実里さんが輝いた。渡邊さんは3度目の出場で、過去2度は準優勝が続いていた。「あと一歩足りなくて、いつも悔しい思いをしていました。パリの大会に行くために頑張ってきたので、みなさんの代表として頑張ってきます」と語った。
大倉士門さんのトークショーも
表彰式では、審査員を務めた新井舞さんが「素晴らしい作品を見させていただき、感動しました」と話した。
続橋裕香代表理事は「今回で6回目になりますが、回を重ねていくからこその感動があると思います。また7回、8回と挑戦いただければ」と次回の大会への期待を口にした。
また、今大会にはスペシャルゲストとして、タレントの大倉士門さんが登場。
スペシャルトークショーでは、大倉さんが「今はSNSの社会なので、InstagramでDMをいろいろな方に送ることも大事」などと、サロンが有名になるためのアドバイスを送った。
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文/岡村幸治 撮影/岡田真麻