これまで動画やサムネイルの作り方について解説をしてきました。
しかし、YouTubeは動画やサムネイルの内容を見て視聴者にお勧めしてくれるわけではありません。
視聴者の検索に引っ掛かるためには、タイトルや概要覧のワードが非常に重要になります。
「YouTubeバズ講座」の連載第13回では、タイトルや概要覧、ハッシュタグについて解説していきます。
YouTube検索に引っ掛かるために
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。
これまでに自分の手で200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。
さて、これまで動画やサムネイルの作り方について解説してきましたが、どんなに良い動画やサムネイルを作っても、視聴者の検索に引っ掛からなければ意味がありません。
そして、YouTubeが動画を視聴者にお勧めするときに見ているのは、タイトルや概要欄に含まれているワードになります。
どんなワードを盛り込むべきか?
では、どのようなワードをタイトルや概要欄に含めれば良いのでしょうか。
当たり前ですが、動画の内容に即したワードは必ず入れる必要があります。
そのうえで、多くの人がYouTubeで検索するワードを盛り込むことが効果的だと言われています。
例えば、美容に関する動画を作った場合、YouTubeの検索欄に「美容」と入力した上でスペースキーを押すと、様々な関連キーワードが出てきます。
これらは実際に「美容」というワードと一緒に検索されている事が多いキーワードになりますので、盛り込むことで検索に引っ掛かりやすくなるのです。
関連キーワードはYouTube上の需要とも言えるため、動画のネタを決める際に参考にするのも良いでしょう。
ハッシュタグもつけられる
また、「#」をつけてワードを盛り込むことで「ハッシュタグ」を動画につけることができます。
これはXなどのSNSと同じで、視聴者がハッシュタグ検索をすることができるようになります。
ですので、「美容」など自身の動画のテーマとなっているワードは「#」をつけて並べておくと良いでしょう。
なお、「ハッシュタグを15個以上つけると無効になってしまう」という指摘もあるので、つけすぎには注意したほうが良いかもしれません。
SEO対策は試行錯誤の連続
今日の記事では「言われています」「かもしれません」など、曖昧な表現が多くなりました。
というのも、どのような表記をすればお勧めしてくれるのかYouTubeが公開しているわけではないため、分からないことも多いのです。
このように、検索に引っ掛かるように試行錯誤することをSEO(検索エンジン最適化)対策と言い、その内容だけで本が出版されていたりもします。
さらに、YouTubeの検索エンジンも日々変化していると言われているため、対策の方法も時代によって変わると言えるでしょう。
SEO対策についてはネット上で詳しく解説している人も多くいるので、動画が伸び悩んだ際には参考にしてみて下さい。
次回は、ライブ配信について解説をしていきます。
ぜひ、お楽しみに!
ブンヤ新太
記者VTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。
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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)