これまでショート動画の作り方を中心に解説してきました。それでは、一般の横長の動画はどのように作れば良いのでしょうか?
ショート動画を作る際と同じようなポイントもあれば、違う視点で作る部分もたくさんあります。
「YouTubeバズ講座」の連載第8回では、特にチャンネルのCMとなるような動画の作り方について解説していきます。
ショート動画以外も作りたい!
こんにちは!ジャーナリストでVTuberとしても活動しているブンヤ新太です。
これまでに自分の手で200本以上の動画をつくり、「記者VTuberブンヤ新太」で公開しています。
さて、これまでショート動画の作り方を中心に解説してきました。
その理由は、YouTubeチャンネルを作りたての人でも、ショート動画ならショートフィードに動画が表示されやすく、多くの人に見てもらいやすいためでしたね。
しかし、ショート動画以外にも、美容室を宣伝するCMのような動画や、1分以上の長尺の動画を作りたくなる事もあると思います。
そこで、まず今回はCMのような動画を作る際のポイントについて説明していきます。
トップページには宣伝動画を載せられる
YouTubeチャンネルのトップページには、まだチャンネル登録をしていない人に見てもらうための動画を1つだけ表示することが出来るようになっています。
いわゆる、自己紹介のような動画です。
美容室のチャンネルならば、お店の紹介。美容師のチャンネルならば、自身が髪を切っている姿を編集した、かっこいいダイジェストなんかを掲載しても良いかもしれません。
テレビCMのようなコンパクトさを
ただ、ここに掲載する動画はあくまでも自己紹介。30秒くらいの尺の動画にするのが良いでしょう。
みなさんも初めて会った人に1分以上も自己紹介されたら、「長いな」と感じてしまうと思います。
そのため、一般的な自己紹介動画を載せるなら、テレビCMのようなコンパクトさを目指しましょう。
チャンネルの魅力を発信する内容も
それにプラスして大事なのは、せっかくYouTubeチャンネルをやっているので、このチャンネルに登録したいと思えるような動画にすることも大切です。
お店や美容師自身の宣伝だけでなく、YouTubeにどんなコンテンツを載せているのか。チャンネル登録することで、どんな面白い動画を見ることが出来るのかを知らせることも大事なのです。
そのため、すでにバズったキラーコンテンツを持っている人は、あえて自己紹介動画ではなく、その動画をトップに掲載している人もいますね。
次回は、長尺の一般動画の作り方について解説をしていきます。
ぜひ、お楽しみに!
ブンヤ新太
記者VTuber
1992年生まれ。2015年に東京大学文学部を卒業し、毎日新聞社に入社。宮崎、福岡でさまざまな事件、事故、災害現場の報道に携わった後、東京政治部で官邸や国会、政党や省庁などを取材。自民党の安倍晋三首相や立憲民主党の枝野幸男代表の番記者などを務めた。2023年に独立してフリーで活動を開始。バーチャルYouTuberとして活動しているYouTubeチャンネル「記者VTuberブンヤ新太」では日々のニュースを分かりやすく解説。200本以上の動画を制作し、チャンネル登録者数は7000人を突破、Xのフォロワー数は約1.8万となっている。本名は宮原健太で、文春や集英社、PRESIDENT Onlineや現代ビジネスなど様々な媒体に記事を寄稿している。
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編集/大徳明子 文・図表/宮原健太(ジャーナリスト)