半個室型シェアサロン「GO TODAY SHAiRE SALON」(GTSS)の原宿本店が8月、JR原宿駅前に拡張移転しました。
吹き抜け2フロア約80坪の大型シェアサロンとはどんなところなのか? ビュートピア編集部がレポートします!
原宿本店が入る「FPG links HARAJUKU」は、JR原宿駅から徒歩1分。7階建のビルの2階には、韓国式かき氷「雪氷(ソルビン)」のカフェが入っていて、若い女性が列を成しています。
元々、4階にGTSSのStella店が入っているところに、原宿本店が拡張移転してきた形です。
最上階の7階でエレベーターを降りると、開放感のある空間にシンプルな受付があります。ミニテーブルに載っているのは、iPadを利用した無人受付「レセプショニスト」。
来店したお客さまは「担当者の名前を検索する」から、予約した美容師に連絡します。内線電話ではなくスマートフォンにメッセージが届く形式なので、美容師さんは施術の手をとめる必要がありません。
「スポット利用/見学の方はこちら」は美容師さん向けのメニュー。受付の人手もスペースもかからない上、これ1台でいろいろ対応できるので合理的・経済的です。
GTSSは、ヘアサロン検索サイト「美美美コム」(現•楽天ビューティに吸収)の創業者である大庭邦彦さん(GTSS社長)が、フリーランス美容師のオオイケモトキさん(GTSS副社長)らと共に立ち上げたサロンだけあって、ITを効果的に活用しています。
ちなみに、6階の受付も同じスタイル。どちらの階でも降りることができるので便利ですね。
それでは、いよいよ店内へ!
GTSSの施術スペースは「お客さまとゆっくり向き合える」というプライベート感のある半個室型。
6階、7階あわせて80坪の店内が、効率よく仕切られています。
1部屋にセット面1席というつくりで、6階が13席、7階が6席の計19席。
これまでの壁面は白一色でしたが、白とグレーのバイカラーでより洗練された雰囲気に。
サロンを案内してくれたオオイケモトキさんによると「この色なら、ワゴンで壁をすったりしても気にならない」そうで、実用面でも優れています。
ひと部屋ごとに灯りのオンオフや明るさが調整できるため、ヘッドマッサージをする時には暗くするといった演出も。お客さまとマンツーマンの接客や雰囲気を大切にしている美容師さんにはうれしい機能ですね。
施術スペースの広さには差があり、大きな半個室にはベッドを入れてマツエクの施術をすることもできます。さらに、壁一面が鏡になっている部屋も。どの半個室でも利用料は変わらないそうです。
シャンプー台は6階に6台、7階に3台を設置。サロンの随所にもうけられたコールドスペースは、充電ができるようになっていて、Wi-Fiも使えます。
また、シェアサロンを利用する美容師さんのための休憩・交流ルームの「Bラウンジ」、材料・私物用ロッカー、美容師さん1人に1台用意されたワゴンなど、働く環境の快適さも配慮されていました。
そして、GTSS原宿本店で何より印象に残ったのは、陽光が降りそそぐ明るさ。
サロンの東側、6階と7階をつなぐ大階段には大きな窓があり、原宿駅が見える西側にはテラスが広がっています。
明治神宮御苑の緑を臨むテラスではバーベキューもできるそうで、GTSSで働く美容師さんの交流の場として活用していくそうです。
「働く場所は楽しく快適でないと。ここで働いたら、他では働けなくなるかもしれませんよ」と、いたずらっぽく笑うオオイケさん。
GTSSは「美容師にエンパワーメントを 美容室にエンターテイメントを」というミッションを掲げています。
その象徴とも言うべき原宿本店には、美容師さんがより自由により楽しく、やりたいことをやれる環境をつくりたいというGTSSの想いがつまっていました。
★GTSS原宿本店でも使われているオススメ商品★
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