フォロワー190万人を誇るインフルエンサー、ゆうこすさんがプロデュースした「ラ プロテイン」。その発売3周年を記念したクローズドのファンミーティングが2023年6月末に開催された。
当日は雨が降るなか、限定30名のゆうこすファンが集まり、約2時間。そこで見えてきた、ゆうこすさんが支持される理由とは?
目次
優しいピンクのドリンクがお出迎え
ピンクグレープフルーツの半月切りが入った“ピンクグレープフルーツ”プロテインとローズヒップのウェルカムドリンクを手にとり、来場したゆうこすファンが次々に着席する。
定刻になると、ゆうこすさんが拍手で迎えられた。両手を振りながら入場してきたゆうこすさんは、最前列の一人のファンに「あれ? さっきストーリーズでシェアしてくれたかただよね?」と声をかけた。
ゆうこすさんが着席すると「昨夜も今朝も飲みました。夫も社員もみんな飲んでいます」と近況や、「ラ プロテイン」についての開発秘話を披露する。
その後、司会者から「ラ プロテイン」の3つの特徴についてプレゼンテーションがあった。
・Wプロテインであること
ホエイプロテインとソイプロテインが掛け合わされている。
・スマート乳酸菌が配合されていること
腸内環境を整えるスマート乳酸菌が40億個配合されている。
・4つのフレーバーそれぞれに栄養成分が配合されていること
抹茶味はマルチビタミンが1/2日分、ミルクティー味は鉄分と葉酸が1日分、ピーチ味は4種類の美容成分、黒ゴマきな粉味はミネラルとカルシウムが配合されている。
新フレーバーを発表!
そして、なんと!今秋発売予定の新フレーバーがお披露目された。
ウェルカムドリンクのピンクグレープフルーツ味を始め、ほうじ茶ラテ味、ミックスベリー味など今までも限定販売された味はあったが、今回のフレーバーは「今までなんでなかったの?」というぐらい誰もが大好きな、あの味。
そしてもちろん独自の成分が配合されていて、その成分がまたスゴい(けれどまだ言えない)。
試飲して思わず「美味しい・・・」と漏らすファンもいるぐらい、味といい、成分といい、定番化は間違いのないフレーバーだ。今日のアンケートで寄せられた意見や感想を参考に、「変えられることは変えていく」そうだ。
「ラ プロテイン」を使ったレシピが続々
イベント前半のハイライトは、「ラ プロテイン」を使った料理やデザートの提案。same cateringの三谷有紀さんが考案したレシピが公開された。
ひとつひとつ試食したゆうこすさんは、ひとつひとつ感嘆の声をあげる。「美味しい〜。見た目からかわいいけれど、食べると味は想像の5倍ぐらい美味しい!これ、『ラ プロテイン』なんですよね。やっぱり『ラ プロテイン』は美味しいんだな〜」。
司会者から「みなさんにも同じものを用意してあります」と言われ、ゆうこすさんの口元を一心に見つめていたファンは、「わぁー」とどよめいた。長めの休憩時間に、6種類のレシピを試食できる。
みなさんもWEB上で試食してみてください!
「ラプロダイエット」効果のほどは?
美味しく食べてお腹も満足したところで後半スタート。
「ラ プロテイン」はダイエットにも向いている。惰性で食べるスイーツの代わりに今日試食したようなプロテインデザートにしたり、3食のうち1食を置き換えたりすることで、辛い思いをすることなくダイエットできる。美味しいから、健康的にキレイになるから、続けられるダイエットだ。
今回は、#ラプロダイエットのハッシュタグを付けてInstagramに投稿するコンテスト企画が行われていたが、参加したダイエットチャレンジャーの中から4名が来場していた。4名の感想コメントを聞きながら、「みなさん、ダイエット中でもげっそりしてないですね。すごく健康的!」とゆうこすさん。
中でも最も成功した参加者にグランプリが贈られた。
ニッチに、ポップに、キャッチーに
その後は、ゆうこすさんへの質問タイムになった。
印象的だったのは、ゆうこすさんの商品開発に対する考え方。「自分も商品開発に携わることになった、商品開発をするうえで大切なことを教えてください」との質問に対し、ゆうこすさんはこう答えた。「ニッチに、ポップに、キャッチーに、というのが大切です」。
たとえばメイク動画。「ただのメイクじゃなくて、モテメイクに振り切った。そうすることで、モテたいと秘かに思うコアなファンに刺さる。コアなファンだけじゃなくて、広く浅くライトなファンに発信するポップさも大切で、そのためには今回の#ラプロダイエットみたいに発信する仕組みをつくるのも必要です」。
「何かに迷ったときは、なぜつくりたかったんだっけ? 誰に届けたかったんだっけ? と調べます、考えます。カラコン(chu’s me)のキャッチコピー『瞳に、あと1mmの自信を。』もめっちゃ深掘りして考えました」
そういえば先月、ゆうこすさんはTwitterでこんな投稿をしていた。
「私が改めてしたいこと、それはなぜなのか、どんな人に届けたいのか、なぜ私がやるべきなのか、私は何を大切に生きているのか、なぜわざわざ発信したいのか、届けた人にどんな感情になってもらいたいのか、それによって私は幸福になるのか、持続可能であるか、なぜ持続可能にしたいのか、全部書き出して、資料にしてたら、こんな時間。」
ライトなファンに一時的に支持されて終わるのではなく、ゆうこすさんの開発した商品を通してゆうこうすさんの思いを知り、共感して、ライトなファンがコアなファンになっていく。ゆうこすさんが深掘りして考える商品開発があってこそ成り立つ世界なのだ。
共感力がゆうこすさんの人気の秘密
「ゆうこすさんがカッコいいと思う人はどんな人ですか?」という質問もあった。
「街を歩いている人、YouTuber、モデル、圧倒的にオーラがある人っています。そういう人の共通点はメイクが薄いこと。抜け感のあるメイクをしている。自分の長所がわかっているからできるんでしょうね。そして、インナービューティーを大事にしている。外見だけじゃなく、内面でもちゃんと自分を持っている人は、やっぱりキレイです」
ゆうこすさんのこの考え方が、まさに「ラ プロテイン」の開発に凝縮されている。
子育て中のファンから、「ラ プロテイン」を日常的に摂り入れるモチベーションの保ちかたを聞かれる場面も。
「歯磨きを面倒とは思わないですよね。習慣化することです。私もジムに行くのが面倒なときがあります。でも、とりあえず行く。しっかりトレーニングしなくてもいいから、とりあえず行く。行けば行ってよかったって思います。モチベーションって、やり始めないと湧かないらしいです。そうやって習慣にしてしまうと面倒に思わなくなりますよ」
質問タイムはまだまだ続いた。
ゆうこすさんは手を挙げた人に「あれ、前にお会いしましたよね」「めっちゃいい質問じゃないですか」などと声をかけながら、すべての質問に丁寧に具体的に回答していく。
ときに笑いが起き、ときに拍手で沸き、いつの間にか会場が、「ゆうこすさんと同じ時代を生きる」一体感に包まれていた。
最後は、ゆうこすさんとツーショットの写真撮影。
満足そうに会場をあとにするファンの方々を見ていると、ゆうこすさんのインフルエンサーとしての魅力がわかった気がした。
編集/大徳明子 文/小林美香 撮影/漆戸美保