SNSなどで声が上がっていた“水抜きアイロン”の不具合。
株式会社クレイツ(福岡市南区、代表取締役:貝塚弘幸)は、「クレイツイオンDE-H2O ST38(通称:水抜きアイロン)」の自主回収を行うと発表した。
改めて自主回収に
クレイツは2023年4月28日付で不具合の発生を公式サイトで報告していたが、5月17日付で「お詫びと自主回収(交換)のお知らせ」を改めて発表した。
対象となるのは「クレイツイオンDE-H2O ST38(水抜きアイロン)」で、型式は「SCIS-D38PRO」。シリアルナンバーは「000001~012360」。
プレートが設定より高く発熱
症状としては「(使用状況によっては)プレートの温度が設定より高く発熱」する。
原因について同社は「プレート内へ液剤の気化ガス(水蒸気)が流入することにより、温度検出用センサ(サーミスタ)が腐食し、温度の制御ができなくなるため」としている。
なお、当該製品の販売はすでに中断しており、「今後はより一層の品質管理を強化・徹底し、再発防止に努めてまいります。お客様にはご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます」としている。
→ 「お詫びと自主回収(交換)のお知らせ」(クレイツ公式サイト)
文/大徳明子