植物成分100%、化学染料ゼロのヘナ「オーガニータ」などを販売するグリーンノート。「一人でも多くの人に、ヘナのよさを伝えたい」と2023年1月11~13日に開催される「ヘアケアEXPO」に出展します。
出展ブースの見どころを、グリーンノートの企画デザイン室長である文野薫さんに聞きました。
目次
ヘアケアEXPOの見どころを語るのはこの方!
文野 薫(ぶんの・かおる)さん
グリーンノート 企画デザイン室長
「2008年に入社し、これまで1万人以上の髪の悩みを聞いてきました。ヘナの素晴らしさや正しい知識を、どのようにかみ砕いてお客様にお伝えするか、日々知恵をふりしぼっています」
幅広い年齢層にアプローチ
── ヘアケアEXPOに出展を決めた理由はなんですか?
グリーンノートは今年、創立25周年。植物成分100%の原料で品質の高いヘナを提供し続けています。
ヘナと聞くと、60代以上の年齢が高い方の白髪染めのイメージを持たれがちですが、最近ではより若い層からの関心も高いです。たとえば30代後半のオーガニック志向の方や40代、50代で薬剤のヘアカラーに限界を感じている方など。
今回さらに客層を拡大したいと思い、出展を決めました。
── 幅広い層の方に、いまヘナが受けている理由はなんでしょう?
ヘナの魅力は、黒のベタ塗りではなく、植物の色素が折り重なるようなブラウンヘアの染まり方。また、染めるほどハリツヤや潤いが出るので、髪年齢の曲がり角を迎えたミドル世代に喜ばれています。
ヘナのイメージくつがえす「オーガニータ」
── ヘアケアEXPOで特に訴求したい商品はなんですか?
看板商品の「オーガニータ」です。
世界最大規模のオーガニック認証機関、仏エコサートで「コスモスオーガニック認証(COSMOS認証)」を受けています。最新の世界統一基準の審査を受けた、国内ヘナメーカーでは唯一の商品です。
化学染料を使っていないのに、しっかり濃く染まります。
── 化学染料を使わず、しっかり染められる秘けつはなんですか?
オーガニータは、熟練のマイスターが選びぬいたハーブを原料に使用しています。その年に収穫されたハーブの中から、特に優れた品質のものを厳選。ヘナの名産地であるインド・ソジャット産の中でも、プレミアムランクに値します。
また、世界的に権威のあるハーブの研究者と「早染め・黒茶染め」の技術を共同開発し、「時間がかかる」「二度染めが必要」といったヘナのデメリットを見事にくつがえしました。
ハーブのすぐれた効能で、ハリ・コシ・ツヤを与えながらしっかりと染めあげます。
生産者や研究者と長い間積み重ねてきた信頼関係によって、オーガニータの高品質を実現しているんです。
テーマは「ヘアカラーに限界を感じている方へ」
── 当日、ブースで注目してほしいところはなんですか?
1.2mほどの縦長のLEDディスプレイモニターを設置し、動画を流す予定です。
ヘナを利用したことがない方がイメージしやすいよう、塗布する様子やビフォーアフターの様子を見ていただけます。
── どんな人にブースを訪れてほしいですか?
多くの美容師さんへ、進化したヘナをご紹介したいです。
テーマは「ヘアカラーに限界を感じている方へ」。
現在ヘナを利用しているけれど、より染まる品質の高いヘナを探している方。また、オーガニックのナチュラルな原料を探している方、ヘナにデメリットを感じているという方にも来場していただきたいです。
白髪染めと髪と頭皮のトリートメントを同時に行なうスペシャルメニューとして、現行のヘナカラーより客単価と売上アップに貢献できると思います。
── 今回の出展に連動したキャンペーンはありますか?
現在、業務用のヘナは500g単位で販売しています。
会期終了後、ヘナを試してみたい方や興味を持っていただいた方向けに、100g単位で試験的に販売し、ヘナのよさを実感していただきたいと考えています。
エンドユーザーに探してもらいやすい環境を
── 今後の展望をお聞かせください。
インスタグラムで、ヘナを取り扱っているサロン様をご紹介していくつもりです。
お客さまのお声を聞くと、「ヘナに興味はあるけど、五十肩だから自分で染められない」という方や「忙しくてヘナを取り扱っている美容室を探す時間がない」という方がいらっしゃいます。
エンドユーザー様に探してもらいやすい環境を作っていきたいですね。
編集/杉野碧 文/大江きさき