「次世代レチノール」とも言われ、注目を集めるエイジングケア成分「バクチオール」。
今回は、バクチオール配合のスキンケアアイテムを5つ紹介する。
目次
肌に負担が少ない植物由来の天然成分
バクチオールは、オランダビユ(バブチ)のマメ科から抽出された天然成分。インドやスリランカで古くから伝わる伝統医学アーユルヴェーダで使用されてきた。
エイジングケアとして有名なレチノールと似た働きをすることから「次世代レチノール」とも呼ばれている。レチノールは、ビタミンAの1種で、シワ改善などのエイジングケアの効果が期待できるが、皮むけや乾燥、赤みが生じることもあるのが難点。
一方、バクチオールは植物由来の天然成分からできているため、肌への負担が少ないのが特徴のひとつ。肌のターンオーバーを促進する効果に優れ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの代謝を活性化し、小ジワの改善や皮膚のたるみなどへの効果も期待できる。
①肌のコンディションを整える「エステラボ ニードルジェルピール」
美肌成分を角質層へ届け、効率よく肌のコンディションを整えるスキンケアジェル。バクチオールのほかにも、スピキュール(加水分解カイメン)やCICA(ツボクサエキス)といった注目成分を配合し、荒れた肌を整えてくれる。
1回あたりの使用量目安は、2プッシュ。化粧水や美容液で肌を整えた後に使用する。
肌のゴワつき、くすみ、ハリ不足、年齢を感じる人へおすすめ。
エステラボ ニードルジェルピール
▽容量・価格=100ml・業務用
②バクチオール高配合「ラボプラス ADノーブル ディープエモーションオイル」
即効性と結果を重視する人向けの“積極的”エイジングケアブランド「LABO+(ラボプラス)」のオイル。バクチオールを業界最高クラスにあたる10%配合している。
バクチオールのほかにも、過酷な砂漠に自生するウチワサボテンから抽出した「幻のオイル」との別名を持つウチワサボテンオイルや、乾燥やストレスによる肌トラブルを防ぐザクロシードオイルなどを配合。
化粧水、美容液などで肌を整えた後、2プッシュ。手のひらで温めるのがポイント。顔全体を手のひらで包み込むようにハンドプレスすると効果的だ。
ラボプラス ADノーブル ディープエモーションオイル
▽容量・価格(税別)=24ml・10,400円
③うるおいに満ちた肌へ「ルジュ プレジールクリーム」
加齢によるハリ、ツヤ、弾力の悩みに特化したクリーム。
バクチオールはもちろん、ヒト幹細胞培養液の中に0.5%しか含まれていない希少な成分のヒト脂肪間質細胞エクソソームや非分解プラセンタ(プラセンタエキス)を配合。
パール1粒大を手に取り肌全体になじませる。使用後はもっちりみずみずしい肌に。毎日自宅で、サロン品質のケアを体験できる。
ルジュ プレジールクリーム
▽容量・価格(税別)=50g・11,000円
④肌の透明感とハリをサポート「ピュアブライトエッセンス」
「自由が丘クリニック」発の高機能スキンケアシリーズ「JC PROGRAM(ジェーシープログラム)」の美容液。
バクチオールのほか、金コロイド粒子とグルタチオンを含むビタミンCの複合原料「JCC300」を配合。また、赤ワインに多く含まれているポリフェノールの1種「レスベラトロール」は、肌に透明感とハリをもたらす効果が期待できる。
夜の洗顔後、清潔な肌に3〜4プッシュ手に取り、顔全体に優しくなじませる。無香料、無着色、鉱物油不使用、アルコールフリー、パベランフリー。
肌への負担を軽減した処方で、敏感肌にも使える。乾燥による小ジワを目立たなくしたい、日焼けによるシミを防ぎたい、くすみが気になる人におすすめ。
JC ピュアブライトエッセンス
▽容量・価格(税別)=30ml・14,000円
⑤9種の天然由来有用成分を配合「トリロジー バクチ+ブースタートリートメント」
ニュージーランドのオーガニックスキンケアコスメブランド「trilogy(トリロジー)」の美容液。
バクチオールを4%配合。そのほかにもスクワランやオーガニック認定のローズヒップ油、メドウフォーム油など9種の天然由来有用成分を配合している。自然由来の天然成分で、健康的な肌を目指していく。
化粧水で肌を整えた後、1回あたり2〜3滴を目安に手にとる。顔や首に優しくなじませる。その後、オイルや乳液、クリームで仕上げる。肌のキメを整え、ハリや潤いを求めている人におすすめ。
トリロジー バクチ+ブースタートリートメント
▽容量・価格(税別)=15ml・4,600円
大注目の成分を使ってみよう
話題のバクチオールが配合された、注目のスキンケアアイテムを5つ紹介した。
エイジングケアでお悩みのお客さまに、提案してみてはいかが?
編集/杉野碧 文/橘花ちこ