⑥チョキチョキ切っても切れないもの
これすごく難しい質問ですよ〜。大喜利みたいじゃないですか!
いい意味でも悪い意味でもご縁になっちゃうかな。残酷なことを言うと、人とのご縁って切れちゃうこともあるじゃないですか。でも、やっぱり一番切りたくないなって思うのは、人とのつながりなんですよね。
お客さまや支えてくれる方々とのご縁も大切ですし、僕自身、人と働くのが好きなのでスタッフとのご縁も大切にしたいですね。1人だけじゃできないことの方が多いと考えています。
これからも、誰かのために自分ができることを最大限やって喜んでもらう、という「エンタメ精神」で人とつながっていたいです!
⑦おすすめの一曲
仕事が楽しくなる曲
電気グルーヴの「N.O」は、こういう大人になりたいし、こういう生活がしたいなぁって想像がふくらむのでおすすめです。
電気グルーヴ「N.O」
画像引用:Apple Music
仕事がつらい時に聴きたくなる曲
くるりの「東京」は、気持ちを盛りあげるわけではないんですけど、染み入る曲です。救われるなぁって。歌詞が東京に出てきた自分に重なるんですよね。
くるり「東京」
画像引用:Apple Music
フジファブリックは大好きなバンドです。ボーカルの志村さんも高円寺周辺に住んでいらっしゃったんですよ。なので、上京したときは「あれ、俺いま志村さんと同じ街にいるぞ!」って思いを馳せたりしていました。
フジファブリック「茜色の夕日」
画像引用:Apple Music
若手美容師に聴いてほしい曲
サンボマスターの「輝きだして走ってく」。
そんな偉そうなことは言えないんですけど、アシスタントはこの曲を聴いていれば大丈夫です。もう、聴けばわかります。若手美容師は辛いことがいっぱいあると思うので、ど直球に支えてくれると思います。
そして、できればサンボマスターのライブに行ってください。
サンボマスター「輝きだして走ってく」
画像引用:Apple Music
ベストなアルバム
オアシスの「モーニング・グローリー」と「The Masterplan」。無条件でこの二つのアルバムをおすすめします。
リアム、ノエルの兄弟がすごい好きで、めちゃくちゃ聴きました。
取材を終えて
美容室に行く時に、憧れの人の写真を持っていったけど、出すのが照れくさくて出さずに帰ったことがある方っていらっしゃいますか? 私はやったことあるんですが…。
今回、お話を聞きながら、嶋佐さんはたくさん「憧れる」という感覚を持っているから、こちらの少し照れくさい気持ちも大切にしてくださるんだろうなと思いました。男性のお客さまが多いとおっしゃっていましたが、そういうスタンスが自然と安心感を与えてくれるのではないでしょうか。
取材中に、嶋佐さんに「苦手な方っていないんですか?」とおうかがいしたら、「苦手とか、こうはなりたくないっていうネガティブな感情は自分の中に入ってこないんですよね。こうなりたいな、この人素敵だなっていう思いだけです」とおっしゃっていました。そんな風に人と接していたら、自然とお客さまの素敵なところを見つけられるんだろうなあ。
missato
Jobシンガー
missato(みさと)/実際に現場を見学し、時にはいっしょに作業を体験し、自分でインタビューを行って、働く人に寄りそった曲をつくり歌う「Jobシンガー」。14歳からシンガーソングライターとして作詞作曲を始め、2年間の社会人生活を経て音楽活動に専念する。2017年に自主製作のミニアルバム「Pioneer」を発売。Jobシンガーとして活動を始める。2020年にJobシンガーとしてのファーストアルバム「Joba#1」を発表。2021年より株式会社SAYプロモーションに所属。職業ソングアルバム「Job#2」をリリースする。
missato
→ YouTube:room missato
→ 公式サイト:missato.com
→ 連絡先(ライブ予約、職業ソング作成依頼):contact
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取材・文/missato(Jobシンガー) 編集/大徳明子・杉野碧 撮影/杉野碧