QBハウスなどを運営するキュービーネットホールディングス株式会社は、2026年度に売上収益300億円を目指す。
2022年8月15日に発表した5カ年の中期経営計画「Reborn for 2027」で明らかにした。
目標は5年で95億円増
キュービーネットHDは、2022年度(2023年6月期)から2026年度(2027年6月期)までの5年間を期間とする中期経営計画を策定した。
2021年度の売上収益は205億円。5年で95億円増を目指すことになる。
コロナ禍で伸び悩む
2021年度までの過去5年の売上収益実績を見てみると、コロナ禍の影響などもあり、2019年度、2020年度は落ち込んだ。
コロナ禍前の2018年度と2021年度を比較しても、元通りの水準までは戻っていない。
目標とする売上収益1.5倍増のためには、「Reborn」の名のごとく、大きな変革が必要となりそうだ。新中期経営計画では、2026年度までに国内で143店舗の出店や、人材投資の強化をかかげている。
文/杉野碧