大胸筋が歩いてる! バズーカ岡田です!
日本オリンピック委員会の科学サポート部門員、日本体育大学の教授を務めています。YouTube「バズーカ岡田の筋トレラボ」、voicy「絞れる筋トレラジオ」もよろしくお願いします!
理美容師さんが立ち仕事のサロンワークをずっと続けられることを目指す、連載『バズーカ岡田の最強ストレッチ&エクササイズ』。
ストレッチ&エクササイズ、食事の方法に続き、前回からトレーニングジムの選び方に入りました。第32回は、レベル別のトレーニングジムの選び方についてお話したいと思います!
目次
今日のポイント
トレーニングジムの選び方については、
①種類別
②レベル別
③ホームジム
の全3回。今日は「レベル別トレーニングジムの選び方」です。
今回はおもに利用者のレベルに適したトレーニンジムの特徴についてお伝えしていきます。
トレーニングジムに通ってみたいけれど、どんなジムに行けばいいのかわからないという方は大勢いると思います。ぜひ参考にしてみてください!
初心者向け、中級者向け、上級者向けのジム選び
トレーニング初心者、中級者、上級者とは?
ここでは、トレーニングについてほとんど知識と経験がない人を初心者、少し経験があって本格的にトレーニングしてみたいと考えている人を中級者、ボディビルやフィットネスの大会を目指している競技者を上級者とします。
もしくは、トレーニング経験が0から半年以下の人を初心者、トレーニングを始めて半年から1、2年続けている人を中級者、2年以上しっかり続けている人を上級者と分けてもいいでしょう。
初心者でも気軽な「公営ジム」
前回、「種類別トレーニングジムの選び方」でお話したように、トレーニングジムは、公営のジム、パーソナルジム、大手フィットネスジムの大きく3つに分けられます。
初心者におすすめなのは公営のジムです。体育館やスポーツセンターなどに併設されている、自治体などが運営する公共施設のジムのことですね。
メリットは、なんといっても利用料が安いこと。ワンコイン500円ぐらいで利用できる場所もあるので、「ちょっと体験してみたい」くらいの人でも気軽に利用できます。
公営ジムのデメリット
公営のジムは「1カ月間だけトレーニングしたい」「週に1回だけトレーニングしたい」という人にも向いています。トレーニングを趣味にしたい人や重いものを持って鍛えてみたい人は、まずは公営のジムで試してみるのもよいでしょう。
デメリットは、トレーナーがいないこと。その弊害で、“先生気取り”の常連に「これをやったほうがいい」「君、それは違うよ」などと指示されるという話を聞きます。特に女性は声をかけられやすいようです。
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