意識してタンパク質を摂ろう!
コンビニ飯でもタンパク質は摂れる
コンビニなどで売っているサラダチキンは、1つあたりタンパク質がおおよそ25グラム程度含まれています。あんパンでもタンパク質は10グラム入っています。
プロテインバーはコンビニでも売られているので、タンパク質を意識して摂るようにしましょう。
「酢豚にパイナップル」は正しい
タンパク質をたくさん摂るとき、大切になるのがビタミンB6という栄養素です。ビタミンB6はタンパク質を構成するアミノ酸の代謝を助ける重要な役割を果たします。ビタミンB6はニンニクや赤身の魚、レバーなどに含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
また、タンパク質をたくさん摂ったとき、消化を助けるものも一緒に摂ったほうがいいです。たとえば、パイナップルに含まれるパパインという消化酵素はタンパク質を分解する酵素です。
酢豚にパイナップルが入っていることがありますが、あれは肉を柔らかくして消化を助けるために非常に理に適っているのです。
タンパク質の摂りすぎは「内臓疲労」に
糖質や脂質に比べると、タンパク質の摂りすぎはあまり話題に上りません。糖質制限ダイエットはあっても、タンパク質制限ダイエットが登場することはないでしょう。タンパク質は不足しがちのことが多いからです。
しかし、タンパク質も摂りすぎると弊害があります。たとえば、消化するために内臓が疲労してしまう。特に腎臓の機能が落ちてしまいます。
また、腸内環境が乱れてオナラが臭くなったりします。過剰にタンパク質を摂りすぎていると、形容しがたい“野生の臭い”になってしまう可能性もあるので、やはりバランスが大切です。
今日のまとめ
今回は正しい食事の方法の中の「タンパク質」についてお伝えしました。毎日の食事どきに、少しでも意識してみてください!
次回、連載第30回「食事の方法・その他の栄養素編」は8月2日(火)公開です。毎週アップしていくので、一緒に続けていきましょう!
以上、バズーカ岡田でした!
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バズーカ岡田(岡田隆)
日本体育大学体育学部教授/理学療法士
日本オリンピック委員会科学サポート部門員/日本ボディビル&フィットネス連盟ジュニア委員長/株式会社ジムガレージ取締役
1980年生まれ、愛知県出身。日本体育大学体育学部卒業、日本体育大学大学院体育科学研究科修了(体育科学修士)、東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。トレーニングは「心と体を鍛えるもの」をポリシーに、自らも選手・ボディビルダーとして活動しつつトレーニングを指導。骨格筋評論家として「ホンマでっか!?TV」などメディア出演多数。自身がプロデュースするジム「STUDIO BAZOOKA」、ボディケアスタジオ「ACTIVE RESET」を運営。
▽STUDIO BAZOOKA=studiobazooka.com
▽ACTIVE RESET=activereset.com
▽YouTube=バズーカ岡田の筋トレラボ
監修/岡田隆(バズーカ岡田)、八角卓克 構成・編集・取材/大徳明子 取材・文/大山くまお 撮影/上米良未来