大胸筋が歩いてる! バズーカ岡田です!
日本オリンピック委員会の科学サポート部門員、日本体育大学の教授を務めています。YouTube「バズーカ岡田の筋トレラボ」、voicy「絞れる筋トレラジオ」もよろしくお願いします!
理美容師さんが立ち仕事のサロンワークをずっと続けられることを目指す、連載『バズーカ岡田の最強ストレッチ&エクササイズ』。
これまで「ストレッチ&エクササイズ」編を連載してきましたが、続けて食事や疲労回復の方法などを紹介していきます!
第29回は、疲れにくい体を作るための食事の方法のうち、タンパク質についてお話したいと思います!
目次
今日のポイント
食事の方法については、
①糖質
②脂質
の全4回。今日は「タンパク質」です。
タンパク質が体にとってどんな栄養素なのか、どのような食べものに入っているのか、上手なタンパク質の摂り方などをお伝えします。
疲れにくい身体を作るにあたり、ストレッチやトレーニングとともに大切なのが、正しい食事方法です。ぜひ参考にしてみてください!
タンパク質は身体の材料
タンパク質とは
タンパク質は、人間の身体の材料になる栄養素です。なんといっても筋肉の元になるのがタンパク質。タンパク質は英語で「protein」。そう、筋肉を作るために飲む「プロテイン」のことです! 内臓、皮膚、骨、髪、爪などの主要成分でもあります。
ほかにも身体に必要な酵素や免疫細胞を作ったり、体内でアミノ酸に分解されて全身の細胞の基本成分になります。また、糖質や脂質と同じく人間のエネルギー源にもなります。タンパク質を摂ることがいかに大切かおわかりいただけたと思います。
タンパク質が含まれているのは、肉類、魚類、卵、大豆、乳製品などです。筋肉を作るには、特に動物の筋肉である肉類、魚類を食べるのがいいでしょう。特に焼き魚などはおすすめです。
「地球を食え!」ということです。豆腐や納豆も低脂肪で効率よくタンパク質が摂れます。自然のタンパク質を分けへだてなく食べるようにしてください。
タンパク質の「1日に必要な摂取量」
1日のエネルギー量の10~20%程度をタンパク質から摂ると良いでしょう。1日の適正エネルギー量は年齢と身長と体重などによって変動します。次のサイトなどから計算してください。
→ 日本医師会HP
タンパク質に関しては、最低でも「体重×0.8グラム」は摂るべきだと言われています。体重70キロの人なら1日56グラムが目安です。また身体を大きくしたい人、筋肥大したい人は「体重×2グラム」必要になります。