古代の髪型やメイクに注目し、日本の美容の変遷を研究する「国際文化学園 美容考古学研究所」。
第13回勉強会では、「縄文とアイヌ」をテーマに、縄文とアイヌとの接点、相違点などを髪型や化粧を通して考える。ゲストにアイヌの長老・浦川治造氏を招き、アイヌの習俗、考え方、カムイへの思いを直々に学ぶ。
2022年6月22日(水)16時30分より、東京・渋谷の国際文化理容美容専門学校渋谷校1号館にて開催する。参加は無料。
カムイノミ儀式に、北海道の土偶ヘア
国際文化学園 美容考古学研究所が主催する勉強会は、2021年5月より、月1回のペースで開催中。第13回は「縄文とアイヌ」をテーマに、アイヌの長老・浦川治造氏から「アイヌの教え」を学ぶ。
当日は特別に「カムイノミ」というカムイ(神)への祈りの儀式も執り行われる。アイヌ装束や、研究所によって再現された北海道独特の土偶ヘアの展示も予定している。
また、土偶に関する著作の多い文筆家の譽田亜紀子(こんだ・あきこ)氏もアドバイザーとして参加する。
セミナー概要
日時
2022年6月22日(水) 16時30分~
会場
国際文化理容美容専門学校渋谷校 1号館
(東京都渋谷区神泉町2-2)
費用
無料
講師プロフィール
浦川 治造
「東京アイヌ協会」名誉会長
URAKAWA HARUZOU/1938年、北海道浦河町生まれ。1983年、45歳で上京。関東地区に住むアイヌとその家族の交流と、アイヌ文化の継承と差別・偏見をなくすことを目的に創られた会「関東ウタリ会」の会長に就任。アイヌの長老「東京アイヌ協会」名誉会長に就任。2011 年、半生を追ったドキュメンタリー映画「カムイと生きる」(配給:株式会社サイクロイド)が上映。
なお、希望者は年齢や職業を問わず無料で聴講できる。申し込みは、Facebookや電話、メールにて受けつけている。
→ 電話:03-6416-5348
→ メール:shinohara@kokusaibunka.ac.jp (担当:篠原氏)
文/大徳明子