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第9回アジアビューティエキスポ 3万人来場、ヘアショーやブースにぎわう

リアルとオンラインのハイブリット開催

アジアビューティエキスポ(ABEX)は2018年以来、4年ぶりの開催。今回は現地での開催に加え、ヘアショーの一部をオンライン鑑賞できるチケットも販売し、リアルとオンラインのハイブリット開催となった。

大会テーマは「HOW ARE YOU?~LONG TIME NO SEE YOU.~」。コロナ禍を経て、「元気だった?」と久しぶりの再会を喜ぶような祝祭感につつまれた。

2日間の来場者は、目標の2万5000人を上回る3万138人。ヘアショーを中心に、出展ブースでの商談やセミナーなど大いににぎわった。

久しぶりのヘアショー、華々しく

ヘアショーは、ブルー、レッド、グリーンの3ステージで、合計63のステージが華々しく披露された。

最大規模のブルーステージのトップバッターを飾ったのは、SUNVALLEY(サンバレー)。朝日光輝氏と渋谷謙太郎氏が、「Hope for the Best」のテーマでスタイリングした。

また、モデルでタレントの山田優さんがシークレットゲストとして登場。20年以上のつき合いだという二人によって、ヘアメイクが施された。

山田優さんは、「美容は自分に自信がついたり、前向きになるもの。美容を通じて日本を明るくできたらいいなと思っているので、一緒にがんばりましょう」と呼びかけた。

(左から)SUNVALLEYのステージに登場した渋谷謙太郎氏、山田優さん、朝日光輝氏

初日のブルーステージラストは、air。

約15分のステージで、金丸佳右氏と髙田幸二氏がそれぞれ3人ずつのモデルを仕上げる早業で会場を魅了した。最後は大勢のスタッフをステージに呼び込み、盛大に締めくくった。

ラストは大勢のスタッフが登場したairのステージ

過去最多のブース出展、工夫凝らす

展示ブースには、過去最多となる155社・502小間のブースが並んだ。

初日の月曜日は学生の姿が目立ったが、各社工夫を凝らしたブースに多くの人が詰めかけた。

ナプラのブースは縁日のような雰囲気
ミルボンのブースでは、髪・頭皮・肌を診断できるコーナーが設けられた

滝川グループのブースでは、セミナーやデモンストレーションも多数行われた。

北原義紀氏(SORA)は、「簡単に・早く・綺麗に創るユニバーサルフェードデザイン」と題し、フェードの技術を解説した。

実演を交え、フェードのつくり方を解説する北原義紀氏

会場内では、動画で業界情報を発信する「パブリックメディアTV」による公開収録も行われた。川上昌博氏(APACHE)とバリカンメーカー・WAHL代表取締役の田尻賢一郎氏による対談など、話題の人々がトークを繰り広げた。

そのほかにも会場のあちこちで、インスタライブなどを使いセミナーやデモンストレーションを配信する光景が多く見られた。

川上昌博氏(APACHE)㊥と、WAHL代表取締役の田尻賢一郎氏㊨による対談の公開収録

なお、閉会後の現在も、レッドステージとグリーンステージのアーカイブ配信が視聴できるオンラインチケットが購入できる。視聴期間は6月30日まで。価格は1650円。

「アジアビューティエキスポ」公式サイト

文/大徳明子、杉野碧

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