著名なヘアメイクアーティストのUSHIO SAYURIさんが、抗がん剤治療の脱毛に悩む人の身も心も開放するため、西洋人風ベリーショートへの変身を“生命のアート表現”として公開制作する。
これに伴い、対象となる“がんサバイバー”の推薦者を、2022年5月25日(水)まで募集している。
“隠すから魅せる”で、がんサバイバーの心を開放
対象となるのは、抗がん剤治療の終了から4カ月以上経過し、その間にヘアカットをしていない方。ライブ配信や写真を公開可能であることなどが条件となる。
西洋人風ベリーショートで用いるステップボーンカット(小顔補正立体ヘアカット)は、USHIO SAYURIさんが考案したもので、ステップボーンカット協会には多数の認定スタイリストが在籍している。
5月27日の公開制作イベント「Circle in HIMEJI 2022 Sprout」に向け、現在、脱毛を気にしている友人・知人・顧客のいる人から推薦を募っている。イベントでの施術料金は無料。締切は5月25日。
なお、この企画は、USHIO SAYURIさんの「ヘアデザインによる生命のアート表現」の一環として行われる。
「国籍、年齢、性別、障害のあるなしにかかわらず全ての制限から解放する社会実験。果敢に立ち向かっている人を応援し、障害が有るから無いの世界に挑む、心を開放する生まれ変わりのセレモニー」だという。
ワークインプログレス(公開制作)として行い、自身のライフワークとして1000名のモデルケースを世界各地で展開していく考えだ。
プロフィール
SAYURI USHIO
ヘアメイクアーティスト
SAYURI USHIO(牛尾 早百合)/ステップボーンカット発案創始者、ヘアメイクアーティスト、写真家、現代美術作家。TICK-TOCK(チックタック)など7店舗のヘアサロンを展開。ニューヨークを拠点に、講師活動とアーティスト活動を行う。2011年、自らのカット技術を伝えるステップボーンカットアカデミーを開校。旅先で出会った様々な国籍の女性のヘアメイク写真集を含めたアートブックを出版し、ニューヨークと台北で写真展を開催。「ミルボン フォト コレクション」でグランプリをW受賞するなど、写真家としての実績も豊富。
イベント概要
日時
申込締切:2022年5月25日(水)
開催:2022年5月27日(金)
会場
TICK-TOCK Airline (チックタックエアライン)はなれ
(兵庫県姫路市紺屋町82)※JR姫路駅より徒歩5分
対象者について
下記①~④すべてに該当する方
①抗がん剤治療の終了から4カ月以上経っていて、その間にヘアカットをしていない方
②制限をはずし、解き放たれる体感をし開放されたい方
③アート表現としての社会実験に協力的に参加したい方
④ライブ配信や写真などを公開可能な方
推薦者について
候補者のことをよく知っていて、開放を心より願っている方
推薦者による提出物
下記①を提出、②を提示すること
①100~300文字程度のバックストーリー
②SNSアカウント(顔など姿が見えるもの)
募集人数
2名
その他
イベントでの施術料金は無料
申し込み方法
「SAYURI USHIO公式サイト」より申しこむ。
→ Circle in HIMEJI 2022 Sprout(SAYURI USHIO公式サイト)
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文/大徳明子