ネックフレクションとは、首を屈曲させるという意味の首を鍛えるエクササイズです。マニュアルというのは、徒手（道具を使わないこと）で負荷をかけるという意味です。
今回は、首の前、後ろ、横（左右）を鍛えていきます。手で頭を押さえつつ、押さえている方向に首を動かしていきます。
ラグビー選手などが道具を使わずに、壁に頭を押しつけて首を鍛えることがありますが、それもネックフレクションの一種です。
手で頭を押さえながら、そちらのほうに首を動かしていきます。
頭の動きを手で押さえつけているイメージです。手で押さえつけている方向に頭を動かしていき、首の筋肉を収縮させていきます。
今度は後頭部で手を組んで頭を押さえつけた状態にして、後ろに頭を動かしていきます。
首の筋肉が収縮しているのを感じてください。
今度は側頭部を押さえながら、そちらの方向に頭を倒していきます。
反対側も同じように動かしていきます。
マニュアル・ネックフレクション
■ アクション
１）頭を押さえながら首を動かす
２）後頭部を押さえながら首を動かす
３）左側頭部を押さえながら首を動かす
４）右側頭部を押さえながら首を動かす
■ 回数
それぞれ5秒ずつ×2セット
今回は肩こり、頸部痛を予防するためのエクササイズについてお伝えしました。
週に1回でも効果は出ますが、週に3回やれば、なお効果が出ます。サロンワークの前後やすき間時間に試してみてください！
次回、連載第19回「膝・大腿部の痛み対策ストレッチ編」は5月17日（火）公開です。毎週アップしていくので、一緒に続けていきましょう！
以上、バズーカ岡田でした！
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■ 前回の記事
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バズーカ岡田（岡田隆）
日本体育大学体育学部教授/理学療法士
日本オリンピック委員会科学サポート部門員/日本ボディビル＆フィットネス連盟ジュニア委員長/株式会社ジムガレージ取締役
1980年生まれ、愛知県出身。日本体育大学体育学部卒業、日本体育大学大学院体育科学研究科修了（体育科学修士）、東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。トレーニングは「心と体を鍛えるもの」をポリシーに、自らも選手・ボディビルダーとして活動しつつトレーニングを指導。骨格筋評論家として「ホンマでっか!?TV」などメディア出演多数。自身がプロデュースするジム「STUDIO BAZOOKA」、ボディケアスタジオ「ACTIVE RESET」を運営。
▽STUDIO BAZOOKA＝studiobazooka.com
▽ACTIVE RESET＝activereset.com
▽YouTube＝バズーカ岡田の筋トレラボ
監修／岡田隆（バズーカ岡田）、八角卓克 構成・編集・取材／大徳明子 取材・文／大山くまお 撮影／上米良未来
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