東京・表参道の人気サロンBelleが協力して開発された「THROW SHEER(スロウ シアー)」は、ハイトーンに特化したヘアカラーシリーズ。
2022年6月の発売を前に、ハイトーンカラーの客層や需要の変化について、b-exが堀之内大介代表に聞きました。
全世代からハイトーン求められるように
b-ex 以前に比べてハイトーンカラーを施術されるお客様は増えていますか?
堀之内 2~3年前から韓流ブームでハイトーンカラーの需要が高まりました。
また美容師によるハイトーンカラーのSNS発信により、さらに若年層からの需要が高まったのではないかと思います。
うちのサロンでもハイトーンを施術されるお客様が全体的に増えています。店舗にもよりますが、全体の2~3割がハイトーンカラーのお客様です。
b-ex ハイトーンカラーを施術される客層に変化はありますか?
堀之内 以前は若年層のハイトーンカラーが多かったですが、少しずつ、コロナの影響により在宅勤務の方が増えたことで会社員の方からの要望も増えました。
恒久的に在宅勤務になった方も多く、今まで興味があったけど出来ずにいた方がこれをきっかけにして、インナーカラーなど、主張しすぎないカラーデザインからハイトーンカラーにチャレンジする方も増えました。
大人女性はこれまでは白髪を隠す方が多かったですが、最近では白髪を活かすカラーが求められていると感じます。ハイライトを入れてさらに色を入れる方も増えてきていますね。
ヘアカラーに対する企業規定も自由になっていると感じます。そういった背景からハイトーンカラーが全ての世代から求められるようになりました。
ハイトーン需要は今後も続く?
b-ex ハイトーンの需要は今後どうなると思いますか?
堀之内 昔に比べて美容師のテクニックも上がっていますし、今回の「シアー」のようにハイトーンに特化したカラー剤が開発されるなど、剤自体の技術も進化していて、カラー表現も安定してきていると感じます。
今はまさにハイトーンカラーの全盛期ですが、今後もこの需要は継続していくのではないかと思っています。
堀之内大介
Belle代表
青山のサロンで役職を経て、2010年に飯田尚士氏と共にBelleを立ち上げる。一般誌・業界紙を多数こなし、サロンワークでもトレンドを組み合わせた再現性のあるスタイルを提案し多数支持を得ている。
編集/杉野碧