カテゴリー: 特集・インタビュー

10.【肘関節の問題対策/ストレッチ編】生涯理美容師の身体づくり!バズーカ岡田の最強ストレッチ&エクササイズ

今日のポイント

肘関節の問題対策については、

ストレッチ

予防エクササイズ

の全2回。今日は「ストレッチ編」です。

今回は肘関節の問題をやわらげるためのストレッチです。手首や肘を使いすぎると、肘の内側や外側についている筋肉を酷使した結果、肘周囲の骨に付着している部分に炎症を起こして、痛みが生じるようになります。

今回は肘の痛みをやわらげる「上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)」「上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)」のストレッチをご紹介します。肘は手とも連動していますので、「腱鞘炎対策」のストレッチと合わせて行うとより効果的なので、そちらも必ずやってください!

5分ほどでできる手軽なストレッチなので、サロンワークを始める前や合間の時間にやってみてください!

上腕二頭筋

上腕二頭筋とは

上腕二頭筋とは、腕の「力こぶ」が出る部分のことです。肘を曲げる動きと、手のひらを外側に返す(回す)動きをするための筋肉です。

ものをつかんで持ち上げる動作や、タオルをしぼる動作をするときなどに、肘の外側から出る痛みを「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつそとがわじょうかえん)」といいます。

上腕二頭筋はこの「上腕骨外側上顆炎」と直接的に関わる筋群ではありませんが、手を酷使しているサロンワーカーには、上腕にケアも重要です。

この痛みは、手首や肘を使いすぎたときに出る痛みで、「テニス肘」「ゴルフ肘」「ガーデニング肘」ともいいます。肩から伸びている上腕骨(二の腕)の肘の外側についている腱(けん)に炎症が起きるため、このような痛みが発生します。パソコンを長時間使っている人にも起こりやすいです。

上腕二頭筋「肘を伸ばして手の横を壁につける→前腕を内側に回す→体を外に向ける」

1)肘を伸ばして手の横を壁につける

プロレスの「チョップ」をするようなポーズですね!

肘を伸ばして、手のひらを上に向けた状態で壁に手の横側をつけます。

このとき、肘のくぼみが上を向いているようにしてください。

2)前腕を内側に回す

最初は伸びている感覚をつかむのがちょっと難しいかもしれません!

肘のくぼみを上に向けたまま、前腕(肘から手首にかけての部分)だけ内側に回していきます。

上腕二頭筋が伸びているのを感じてください。

3)体を外側に向ける

肘のくぼみは常に上に向いたままです!

前腕を内側に回した状態で、体を外に向けます。

こうすることで上腕二頭筋がさらに伸びていきます。

上腕二頭筋

■ アクション
1)肘を伸ばして手の横を壁につける
2)前腕を内側に回す
3)体を外に向ける

■ 回数
左右20秒ずつ

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