「3カ月でスタイリストデビュー」を掲げ、鳴り物入りでスタートした東京スタイリストアカデミー(TSA)が、この4月で3周年を迎える。
そのTSAが、これまでにつちかった短期集中の育成ノウハウを『デビューのための徹底した基礎づくり スタイリスト最速育成マニュアル』の一冊にまとめて公開した。アシスタントにも、サロンの教育担当者にも手に取ってほしいとしている。
※以下、女性モード社からの寄稿をもとに編集しています
文・写真 女性モード社
アシスタント育成特化の短期集中アカデミー
東京スタイリストアカデミー(TSA)は、3カ月の短期集中カリキュラムで、スタイリストに必要なスキル習得を目指す育成学校。地域格差や教育期間、人材不足など、美容業界におけるさまざまな教育課題の解決を目的として、2019年に東京・原宿に開校した。
少人数制の指導や、実践重視のサロン実習、個々に合わせたキャリアサポートなどを特徴としている。
また、特任講師には、業界を代表するトップヘアデザイナーが勢ぞろい。新井唯夫氏(FEERIE)、エザキヨシタカ氏(grico)、金内柊真氏(ALBUM)、京極琉氏(Salon Ryu)、小林Ken氏(assort)といった有名美容師の哲学に直接触れることができる。
基礎から応用まで分かりやすく解説
その東京スタイリストアカデミーのノウハウをまとめたのが、2021年11月25日に発売された『デビューのための徹底した基礎づくり スタイリスト最速育成マニュアル』。代表の川又茂男氏は巻頭メッセージで「感覚的になりがちな技術の詳細を理論立ててマニュアル化している」と述べている。
同書は、「シャンプー」「ヘアカラー」「カット」「パーマ」「スタイリング」の5つの技術カテゴリーで構成。
施術に必要な器具の知識やケミカルの解説など、基礎から応用までビジュアルを使って分かりやすく説明している。
休眠美容師やサロン教育担当者にも
また、巻末付録には「スタイリストに必須のカウンセリング&接客スキル」「スタイリストに必須のマーケティングスキル」の2つを収録。身に着けた技術を現場で生かす知識が学べる。
短期間でスタイリストデビューを目指すアシスタントだけでなく、技術を学び直したい人や休眠美容師、サロンの教育担当者がトレーニングのポイントを学ぶのにも役立ちそうだ。
→ 「デビューのための徹底した基礎づくり スタイリスト最速育成マニュアル」をチェック(EC)
記事・画像提供
女性モード社
美容師向け出版物を発行して60年。『ヘアモード』『美容の経営プラン』『美容界』などの月刊誌や各種書籍を発行する美容専門出版社。
➡ 定期購読/月刊 『HAIRMODE』(電子版『ヘアモードデジタル』 付き)
➡ 定期購読/月刊 『美容の経営PLAN』
➡ 定額読み放題プラン(電子書籍)