②足底のマッサージ
足底のマッサージとは
立ち仕事が多い方に、特におすすめのエクササイズです。
直立姿勢をとる上で、足底(そくてい)はとても大事になります。
足底にはたくさんの感覚センサーがあります。ふわふわしたところに立っているのか、固いところに立っているのか、バランスをどう取ればいいのかなど、全部足底で感じているのです。
足底のインプットを良くすれば姿勢も良くなる!
逆に、足底の感覚が悪くなると、自然と直立姿勢も悪くなってしまいます。
そこで、足底のインプット(感覚入力)を良くするためのマッサージを行います。足底から正常なインプットが行われると、安定して立つことができるようになりますよ。
きれいな立ち姿勢は足底が重要なのです!
足底のマッサージ「親指の下のふくらんでいる部分を押す→土踏まずを押す→指と指の間を押す→指をひっぱる」
1)親指の下のふくらんでいる部分を押す
(本文)
足底の親指のつけねにあるふくらみに指で圧をかけていきます。この部分を母趾球(ぼしきゅう)と呼びます。
グイグイと押すというよりは、グーッと圧をかけていきます。
2)土踏まずを押す
土踏まずは、足底にあるアーチ状になっている部分のことです。土踏まずのアーチがないと、立っているときに疲れやすくなったり、腰の痛みを引き起こしたりします。
ひじを使って、土踏まずに圧をかけていきます。指で押すより、ひじのほうが効くので試してみてください。
3)指と指の間を押す
足の甲から全部の指の間を押していきます。
こうすることで、指が開きやすくなり、立ちやすくなります。
4)指をひっぱる
きれいな立ち姿勢のためには、足の指が自在に動くことが大切です。足の指をひっぱることで、足の指が開きやすくなり、立ちやすくなります。
やり方は、足の指のつけねから遠くに2、3回ひっぱるだけ。全部の指をひっぱってください。
足底のマッサージ
■ アクション
1)親指の下のふくらんでいる部分を押す
2)土踏まずを押す
3)指と指の間を押す
4)指をひっぱる
■ 回数
それぞれ数回ずつ