③キャットバック
キャットバックとは
ネコの姿勢になって、背骨をひとつひとつ動かしていきます。背骨の動きを改善させるための運動です。
キャットバック(ネコの背中)といいますが、ネコの姿勢とイヌの姿勢を繰り返すことから、キャット&ドッグともいいます。
肩甲骨、胸椎を連動させて、動きを出していきます。
キャットバック「四つんばいになって背中をそらせる→背中を丸める」
1)四つんばいになって背中をそらせる
肩の真下に両手、骨盤の真下に膝が来るように四つんばいになります。
目線を上げて、背中全体をそらしていきます。このとき、肩甲骨を寄せることを意識してください。骨盤は前傾させていきます。首はそらしても大丈夫です。
2)背中を丸める
今度は目線をおへそに向けながら、背中を丸めていきます。天井に引っ張られるような感じです。
背骨をひとつずつ動かしていきながら、骨盤を後傾させていきます。
アスリートもけっこうやっているエクササイズです!
キャットバック
■ アクション
1)四つんばいになって背中をそらせる
2)背中を丸める
■ 回数
10回ずつ×3セット
今日のまとめ
今回は胸椎を動かすエクササイズについてお伝えしました。
胸椎を正しく動かすことができる身体になれば、姿勢も改善されて、腰に負担がかかりにくい身体をつくることができます。
週に1回でも効果は出ますが、週に3回やれば、なお効果が出ます。サロンワークの前後やすき間時間に試してみてください!
次回、連載第7回「姿勢改善対策 予防エクササイズ後編」は2月22日(火)公開です。毎週アップしていくので、一緒に続けていきましょう!
以上、バズーカ岡田でした!
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バズーカ岡田(岡田隆)
日本体育大学体育学部教授/理学療法士
日本オリンピック委員会科学サポート部門員/日本ボディビル&フィットネス連盟ジュニア委員長/株式会社ジムガレージ取締役
1980年生まれ、愛知県出身。日本体育大学体育学部卒業、日本体育大学大学院体育科学研究科修了(体育科学修士)、東京大学大学院総合文化研究科単位取得満期退学。トレーニングは「心と体を鍛えるもの」をポリシーに、自らも選手・ボディビルダーとして活動しつつトレーニングを指導。骨格筋評論家として「ホンマでっか!?TV」などメディア出演多数。自身がプロデュースするジム「STUDIO BAZOOKA」、ボディケアスタジオ「ACTIVE RESET」を運営。
▽STUDIO BAZOOKA=studiobazooka.com
▽ACTIVE RESET=activereset.com
▽YouTube=バズーカ岡田の筋トレラボ
監修/岡田隆(バズーカ岡田)、八角卓克 構成・編集・取材/大徳明子 取材・文/大山くまお 撮影/上米良未来