すべては良い姿勢から始まります。
姿勢改善は、立ち仕事を続けるための、もっとも大切なポイントです。腰痛予防や身体のあちこちの不調を整えることにもつながります。
姿勢改善については、
の全3回。今日は「ストレッチ編」です。
骨盤の外側にある筋肉と、後ろ側にある筋肉をしっかり伸ばしていきます。
手軽に5分でできるストレッチで、姿勢改善だけでなく腰痛の予防にもつながるのでぜひやってみてください!
大腿筋膜張筋とは、股関節の前(やや外側)についている筋肉のことです。
ベルトをするとき、腰に出っ張っている骨があるのがわかると思いますが、ここから前側に向かってついている筋肉です。
この筋肉が固くなると、骨盤が前傾してしまいます。反り腰の人は、ここが固くなっていることが多いです。
そして、大腿筋膜張筋が固くなっていると骨盤が前傾し、結果的に股関節が内旋(ないせん/身体の内側に向かって回転すること)してしまい、X脚の原因になります。
立ち仕事をしているとひざの内側が痛くなる人は、ここを伸ばしてケアすると痛みがやわらぎます。
片足を前、片足を後ろにして、交差させます。足を後ろにしたほうの手を腰に置きます。
イスに手を置き、バランスを取るとやりやすいです。
イスに手を置いたほうへ、身体をくの字に傾けていきます。このとき、イスに体重をかけるとやりやすいです。
後ろにした足の横側の筋肉が伸びていればOKです。
大腿筋膜張筋
■ アクション
1)足を交差させて立つ
2)身体を傾ける
■ 回数
片側20秒ずつ×2セット