②外旋六筋(がいせんろっきん)
外旋六筋とは
大腿筋膜張筋は骨盤の前側についている筋肉ですが、外旋六筋は骨盤の後ろ側についている筋肉です。
骨盤と大腿骨をつないでいる小さな筋肉を総称して、外旋六筋と呼びます。
股関節を外旋(がいせん/身体の外側に向かって回転すること)するための筋肉で、お尻のかなり奥の方にあります。
猫背の人や骨盤が後ろに傾いている人は、ここの部分が固くなります。ここが固いままだと、骨盤が後傾したままになり、姿勢が悪くなります。
また、骨盤が前傾している人は、この筋が弱くなりがちです。
外旋六筋「片足を折り曲げる→ひざを反対の足で押す」
1)片足を折り曲げる
床に座り、片足(写真では右足)を斜め前の方向へ伸ばし、くの字に折り曲げます。
2)ひざを反対の足で押す
くの字に曲げた足のひざが浮いてくるので、反対側の足(写真では左足)でひざを押さえつけて浮くのを防ぎます。
このとき、身体を起こして骨盤を立てるのがポイントです。
こうすることで、お尻の奥にある外旋六筋が伸びていくのがわかると思います。
外旋六筋
■ アクション
1)片足を折り曲げる
2)ひざを反対の手で押す
■ 回数
片側20秒ずつ×2セット