コストゼロ！美容サロンのネットショップ構築サービス「Salon.EC」

経営・業界動向 2021.12.09

初期費用０円、月額費用０円、決済手数料０円、ビューティガレージ在庫商品の販売手数料０円。

コストゼロで始められる美容サロン向けネットショップ構築サービスとして、ビューティガレージは2022年2月22日より、「Salon.EC（サロンドットイーシー）」の提供をスタートする。

コストはゼロ、商品は豊富

昨今、注目を集めるのが、一般消費者がネット上でサロン専売品を買えて、美容サロンに利益が入るというＢtoＢtoＣのECサイト。

美容サロンにとっては、在庫を抱えることなく、また梱包や発送の手間もなく、店販の収益を得られるという割のいいビジネスモデルだ。

すでに大手メーカーを始めとする複数社がサービスを開始しているが、ビューティガレージは今回、「美容サロン向けネットショップ構築サービスの理想形」として、「Salon.EC（サロンドットイーシー）」を立ち上げる。

コストゼロの美容サロン向けネットショップ構築サービス「Salon.EC（サロンドットイーシー）」 — 「Salon.EC」は美容室出店型。サロンごとに独自の屋号をつけることができ、デザインテンプレートの選択肢も多い。それぞれのサロンの公式ショップとして自由度の高いデザイン設計が可能

従来との大きな違いは、初期費用も月額費用もかからないコストゼロであること、そしてメーカーではなく美容商社（デジタル美容ディーラー）ならではの1万点超という取り扱い商品の豊富さにある。

また、美容室出店型のＢtoＢtoＣのECサイトなので、それぞれのサロンが独自の屋号をつけられる。このため、一般消費者には、そのサロンの公式ネットショップとして見せることができるのも魅力だ。

Salon.ECの3大特長

「Salon.EC」の主な特長として、①コストゼロ ②オープン＆クローズド販売 ③サロン在庫も販売OKの3つが挙げられる。

①初期費用、運営費用すべてゼロ

初期費用０円、月額費用０円、決済手数料０円、販売手数料０円、在庫不要のコストゼロ。無料でネットショップを構築して無料で運営できる、“すべてゼロ”を実現した。

※ビューティガレージの在庫品以外、例えば、他のディーラーから仕入れたサロン在庫品などを販売する場合には取扱手数料がかかる

②オープン＆クローズドの二段階方式

「Salon.EC」は、1つのネットショップの中で、誰でも買えるオープン販売、会員だけが買えるクローズド販売に商品を分けることができる。

つまり、サロンに来店したことのあるお客様だけに売りたい“サロン専売品”については、会員向けとしてクローズドで販売可能。

一方、アパレル商品や雑貨など、来店の有無にかかわらず広く大勢の人に売りたい物販事業としての商品、Google検索やInstagramから誘導して“将来の見込み客”にサロンを知ってもらうきっかけにしたい商品などであれば、オープンに販売できる。

商品ごとに販売サイトを変えるなどの管理の手間を省ける上、それぞれのサロンの経営戦略に基づいて、売りたい相手に売りたい商品を販売できるため、美容サロンの物販の可能性が大きく広がる。

③サロン在庫品も販売OK

また「Salon.EC」では、ビューティガレージで取り扱っていない商品も販売できる。例えば、サロンのオリジナルグッズやアパレル商品、他のディーラーから仕入れた商品などのサロン在庫品もネットショップに登録可能だ。

ただし、ビューティガレージ取扱商品であれば発送の手間や配送料は一切かからないが、サロン在庫品の場合は、販売代金の6%が取扱手数料（決済/販売）としてかかる。

※その他、詳細については、サービス提供開始日の2022年2月22日に発表予定

特典付き事前申込がスタート

なお、来年2月22日のサービス開始に先駆け、2021年12月9日より、公式サイトにて事前申込受付がスタートした。

事前申込を行うと、特典として、ネットショップ開設までの構築代行サポートが無償で受けられる。

Salon.ECは、説明書を見ながら自力でショップを開設してビューティガレージ取扱商品のみを販売すれば「初期費用から運営費用まですべて０円」というサービス設計だが、ITやシステムが苦手な人のためにショップ開設作業については有料サービスを用意している。特典は、これを無料で受けられるというものだ。

→「Salon.EC（サロンドットイーシー）」事前申込サイト

「小さな美容サロンでも簡単に独自屋号の“サロン公式ネットショップ”を立ち上げられることを目指した」というSalon.EC。

すでに複数の美容サロンによる試験運用を始めており、サービス開始に向け準備を進めているという。

ビューティガレージでは「創業以来、美容業界のB2B電子商取引（EC）のパイオニアとして業界のIT・デジタル化に取り組んできた当社が、これまでに培ってきた知見を結集したサービスであるSalon.ECを美容サロンに無償で提供していくことで、美容業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推し進め、サロンの繁盛に貢献していきたい」としている。