理美容室向けクラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」を展開する株式会社サインドが、2021年12月22日に東証マザーズへ上場する。
2021年11月17日付で、東京証券取引所より新規上場を承認された。
設立11年でマザーズ上場
サインドの設立は、2011年10月20日。主力の「ビューティーメリット」事業の利用者が順調に増加し、設立からわずか11年で上場を果たすことになった。
業績は右肩上がりで、6期(2017年3月期)の売上高2億28万3000円から10期(2021年3月期)には7億9930万7000円へと大きく伸びている。
さらに、今期(2022年3月期)は初めて10億円を超える見込みだ。
営業利益は25.9%、経常利益が24.4%と予想。日本企業は利益率1桁のところも多いが、サインドは非常に高収益の体質となっている。
連携強化で加速度的な成長へ
また、資本構成も同社の役員で占められており、ファンドなど外部の資本に頼ることなく、自力での上場となった。
「ビューティーメリット」は、ディーラーと連動した在庫負担や発送の手間がない店販、先日スタートしたばかりのInstagramからの美容サロン予約にも対応している。
周辺企業との連携強化により、サインドは、今後も加速度的な成長が期待される。