ビューティガレージは、株式会社ナンバースリー(神戸市中央区/代表取締役社長:浅野全民)と正規販売代理店契約を締結し、2021年10月29日より、主要ブランドの取り扱いを開始した。
NB化粧品ブランド拡大に勢い
シャンプー台やセットイスなど機器類に強いビューティガレージだが、近年は化粧品・材料に注力している。
ナショナルブランド(NB)の取引先拡大にともなって売上が伸びており、2021年4月期の売上構成比では、化粧品・材料が51.3%を占め、創業以来初めて全売上高の半分を超えた。
大きなところでは、前期はアジュバンコスメジャパンと正規代理店契約を締結。今期も、ナンバースリーを始め、取引先を拡大していく構えだ。
「CLEAN Beauty」掲げるナンバースリー
ナンバースリーは「Well-being(心と体と環境の健康)」を経営理念とし、オーガニックの世界基準であるCOSMOS認定を取得した自社工場において、クリーンで安全な商品づくりを行っている。
また昨今、耳にする機会の増えた「クリーンビューティー」についても、一般的には肌にも環境にも優しいコスメといった大まかなイメージでとらえられているが、同社はより深堀りして次のように定義づけている。
ナンバースリーの「CLEAN Beauty」
C = Clear
危険なものが入っていないことを明確に
L = Less is More
余分なものを使わずに効果的なものをシンプルに
E = Ethical & Environmentally Conscious
倫理的なまた環境に負荷のかからないことを意識した
A = Animal-friendly
動物を犠牲にせず
N = Naturality
自然性を尊重した
ナンバースリーでは、この「CLEAN Beauty」を自社のコアバリューとし、オーガニックやヴィーガン、ハラールなどの認証条件に基づいた製品を展開。
スタイリングシリーズ「ナンバースリー スタイルミー」のように、日本ではまだめずらしいヴィーガンとペタ(PeTA)の2つの認証を取得した製品などもいち早く手がけてきた。
こうした取り組みが実を結び、イメージ先行ではなくエビデンスのあるナチュラル製品を求める人々の間で存在感を増してきている。
BG、サステナビリティページ開設
なお、ビューティガレージも持続可能な社会へ向けた取り組みを強化していく方針で、11月1日付でコーポレートサイト内に「サステナビリティページ」を開設した。
SDGsの考えに基づき、①地球環境の保護 ②社会との共生 ③企業統治改革 ④美容業界の発展を柱に、代表取締役CEOを中心とするプロジェクトを立ち上げ、活動を推進していく。このうち①地球環境の保護では、環境対応商品の紹介に力を入れていく考えだ。