健康や環境によくない成分を避け、社会や環境、動物に配慮した自然派化粧品の総称である「クリーンビューティー」。アメリカで始まったこのムーブメントは、ヨーロッパやアジアへも広まり始めている。
ビューティーエクスペリエンスは2021年1月11日付で、イスラエルのラヴィド社と日本国内における独占販売契約を締結した。今夏より、クリーンビューティーブランド「Lavido(ラヴィド)」のスキンケア、ボディケア製品を販売する予定。
※ビューティーエクスペリエンスは「b-ex」(ビーエックス)に社名変更しました
→関連記事:ビューティーエクスペリエンスが「b-ex」(ビーエックス)に社名変更、本社を移転
世界で愛されるクリーンビューティーブランド
ラヴィドは、植物学者のIdo Magal(イド・マガル)氏が2003年に立ち上げたイスラエル発のクリーンビューティーブランド。
オーガニック原料にこだわり、ヴィーガンフレンドリーやグルテンフリーの成分を配合。ハーブの効果を活かしたブランドとして知られる。
スキンケア、ボディケアカテゴリーで幅広いアイテムを取りそろえ、イスラエルを始め、アメリカやカナダ、オランダ、台湾など世界各地で愛されている。
経営理念に合うブランドを世界から発掘
ビューティーエクスペリエンスは2020年9月より、自社工場を持たない「ファブレス経営」へ移行した。今後は世界中から、自社の経営理念に合う製品やブランドを見つけ出し国内外に提供していく。
この姿勢は、2021~2023年の中期経営計画で掲げた「業界の常識にとらわれず、常に挑戦し続け、世界へカワイイの革新を巻き起こす」との経営コンセプトに示されている。
創業の志や植物への情熱が一致
ラヴィドは、イド・マガル氏が「姪のオムツかぶれを治してあげたい」との思いから化粧品を開発したのが始まり。ビューティーエクスペリエンスは、初代社長の福井耀氏が「パーマで傷んだ女性の髪を美しく健康にしたい」と、サロン向け製品を開発したことが創業の契機となっている。
創業の志や、顧客のことを最優先に考えたモノづくり、植物への情熱や環境に配慮したサステナブルな取り組みなどが両社は一致していることから、ビューティーエクスペリエンスでは「人生に、新しい美の体験を。」をという自社のミッション体現できるブランドとして、ラヴィドに期待を込めている。
Lavido(ラヴィド)
植物化学者のイド・マガル氏が2003年にスタートした、イスラエルのクリーンビューティーブランド。農業とグリーンテクノロジーで知られるイスラエルの人里離れた手つかずの地、美しく緑豊かなガリラヤ渓谷から生まれた。