IJKは今年、危機を迎えました。
コロナによる外出自粛は特に街中の美容室への影響が大きく、「IJK OMOTESANDO」の売上が5割減、系列の深夜食堂「BAR Lm.」は8割減と売り上げを大きく落としたのです。
しかし、店長の釼持恵梨香さんも副店長の川井美緒さんも「芝原さんについていこう」という気持ちは一瞬もゆらがなかったと言います。
オープンからのスタートメンバーである釼持さんは、店長としてマネジメント業務をこなしながらも毎月の指名売り上げが300万円を切ることがないというIJKの大黒柱。
それだけの活躍をしながらも釼持さんは、「同い年だけど芝原さんは天才だと思う」と話します。「技術もホスピタリティも天才的。コロナ禍なのにパーソナルジムをオープンする決断もそう」。
副店長を務める川井さんは、髪だけでなく小顔矯正スパやランジェリーのフィッティングまでトータルビューティーを提案する唯一無二の美容師。入社から3カ月で月間売上130万円を超え、マンツーマン接客であるにもかかわらず最高で420万円を記録。入社3年目の今では、年間1500名以上を指名で担当するIJK OMOTESANDOのエースです。
「芝原さんはとてもフランクな人。やりたいことをやれる環境です。2021年には念願のランジェリーブランドを立ち上げるんですけど、そういう挑戦ができるのも、代表が芝原さんでIJKだからだと思います」
「そして、とてもハートフルな人」と釼持さん。『スタッフの人生を良くしてあげたい』というのがブレない。お金の関係も大事だけど、給与や福利厚生もしっかりしてくれる。だから、みんなついていこうと思うんです」
自分たちは大切にされているという実感があるからこそ、IJK OMOTESANDOのスタッフは結束が強く、人時生産性も高いのでしょう。
4月16日からCAMPFIREでコロナ禍を乗り越える資金を募ったところ、1日で目標金額の300万円、2日で700万円を達成。
5月31日の募集終了時には、目標金額の5倍にあたる1500万円超が集まりました。
コロナ禍真っただ中の4月には、「BAR Lm.」の弁当を自ら配達したという芝原さん。それから半年以上が経ち、「社員からの信頼はこの時期により増した」と振り返ります。
普段からスタッフを大事にしているからこそ、スタッフからもお客さまからも支持されるサロンになるのではないでしょうか。
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