手荒れに悩んでいる人が多く、こまめな手入れが必要なのはわかっているにもかかわらず、サロンワーク中のハンドケアが進まないのには、ハード面、ソフト面、どちらにも課題があります。
ハード面の課題は「水仕事なので塗ってもムダ」「塗るとベタつくのでサロンワークに差し支える」というもの。
これについては、理美容師の現場を踏まえて開発したオリリー サロンプロフェッショナル ハンドケアが、手洗いを繰り返しても持続する保湿効果、サラサラした感触によって、今回この問題をクリアしました。
それよりも根深いのはソフト面。営業中でも、スタッフが気兼ねなくハンドケアをできる環境をつくるには、オーナーの意識改革が不可欠です。
今でこそきれいな手をしている芝原さんですが、独立前は指先から手首まで荒れていたといいます。
そんなツライ思いをスタッフにはさせたくないと、IJK OMOTESANDOではカラー用、シャンプー用にそれぞれ適したグローブを用意しているそうです。
「うちのスタッフは手荒れ率が低いけど、それでもコロナで消毒や手洗いの回数が増えたことで手の負担は増していると思う。僕も手荒れはないけど乾燥は感じていた」
芝原さんが試したのは、1日1回程度。それでも「すごくしっとりする。でもベタつかないから営業中に使える。いま手荒れがひどいという人でなくても、手荒れを事前にケアするのに良さそう」と好印象の様子。
また、今回の企画を振り返り、「スタッフがすごく喜んだ」といいます。
「喜ぶのは、悩みがあるから。美容師として働いていてもプライベートはあるんです。デートで手をつなぐ時、自分の手が荒れていたら悲しい。オーナーはそういうことを気にかけてあげないといけない」
手荒れは当たり前ではなく「手荒れしていない美容師」を新しいスタンダードにするべきだと考えている芝原さん。そのためには何をすればいいのでしょうか?
「アシスタントの子が高いハンドケア製品を買うのはむずかしい。シャンプー台の後ろの棚やバックルームに置いて、いつでも使えるようにしてあげるというのもスタンダードになるといいですよね」
それが理想とはいえ、オーナーにとってはコストが増えることになる以上、ハードルはなかなか高いもの。
「結局、スタッフをどれだけ大事に思っているかということです。僕が4年前にIJKをオープンした頃は、まだ週休2日の美容室はめずらしかった。でも今は増えてきている。同じように、謎の風習も変わっていくと思います。ただ、問題提起したからといってすぐに変わることはない。僕も含めて、影響力のある美容師が少しずつでも言い続けることが大事です」
芝原さんは以前から、スタッフに「手は荒れないようにね」と声をかけてきました。
「美容師はできるだけ美しくあるべき。お客さまに触れる接客業なのだから、手肌はきれいな方がいいに決まっている。そういうことに気をつけられる人じゃないと上顧客はつかない。指が染まっていたら、いかにも“他の人の施術をやった後”感がしますよね。コロナでいろいろ気にするようになっている今、そういうのは不衛生に見えてしまいます」
致し方ない部分はあるにせよ、良くしようという意識をもって努力することが大事。スタッフを大切にしながら、売り上げを伸ばしてきた芝原さんの言葉だからこそ説得力があります。
スタッフファーストなんてきれいごとだ、会社の支出が増えるだけだと思う人もいるかもしれませんが、スタッフを大事にしているからこそ、スタッフからもお客さまからも支持されるサロンになるのではないでしょうか。
オリリーは創業から60年にわたり、契約したサロンにのみ商品を届けてきましたが、今回の「オリリー サロンプロフェッショナル ハンドケア」については、オリリーとしては初の試みとなるWEBサイトでの販売を行い、契約サロン以外の理美容師も購入できます。
さらに、メーカー希望小売価格2,530円(税込)のところを、なんと特設ページからの初回購入は550円(税込)!
「一人でも多くの理美容師さんに使っていただきたいとの想いから、送料程度のみのトライアル価格にしました。『手荒れしていない美容師』をスタンダードに。オリリーも同じ想いで皆さまをサポートしてきたいです」
毎日のサロンワークの“塗るお守り”を試してみてはいかがでしょうか。
(理美容師用保湿・保護クリーム)
▽100g
▽メーカー希望小売価格2,530円(税込) ※初回購入は550円(税込)
▽問合せ先=0120-252-822 (9:00~17:30 土日祝を除く)
※初回限定特別価格での販売は、内容変更や終了をさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
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