売上80%還元を掲げるシェアサロン
美容業界で存在感を増しているシェアサロン。
売上80%還元を掲げるシェアサロン「SALOWIN」を展開するサロウィン株式会社(東京都港区/代表取締役:阿部友哉、柴田泰成)は、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営するベンチャーキャピタルHIRAC FUND(ヒラクファンド)より資金調達を行った。
マネーフォワードベンチャーパートナーズは、法人・個人事業主向けのクラウド会計サービスや個人向け家計簿アプリなどを展開するマネーフォワードのグループ会社だ。
都心部を中心に出店加速
SALOWINは、2019年9月の1号店オープンから3店舗(原宿店・表参道店・池袋店)を展開しており、2020年12月に原宿と渋谷、2021年2月に銀座に新店舗をオープン予定。都心部を中心に出店を計画している。
代表取締役社長の阿部友哉氏は、アトリエはるかを経て、コンテンツマーケティングやメディアビジネスなどを支援するサムライト株式会社で勤務。代表取締役会長を務める柴田泰成氏は、サムライト株式会社の創業者で事業売却後も起業家・投資家として活躍している。
HIRAC FUNDは「SALOWINの美容業界の商習慣を変革する強いビジョンとビジネスモデルに共感し、この度の出資を決定した」としており、今後は、資金面に加え、財務戦略、採用・組織づくり、営業、広報などさまざまな領域にて、SALOWINを支援する考えだ。
個人ブランド商品づくりも支援
「売上80%還元」で知られているが、費用や在庫リスクをSALOWINが負って美容師個人のオリジナルブランドづくりを支援する「SALOWIN MADE」も手がけている。
こちらは審査制のため、公式サイトから申し込む。
サロウィン代表プロフィール
代表取締役社長 阿部友哉
2007年株式会社セブン-イレブン・ジャパンに入社。店舗運営の基礎を学び、2008年に美容室・ヘアメイクサロン・ネイルサロンを展開するアトリエはるかに入社。エリアマネージャーや店舗開発業務に従事。その後、サムライト株式会社にて会社全体の業務に関わり、2019年7月にサロウィン株式会社を創業。
代表取締役会長 柴田泰成
楽天、リクルートを経て2013年にサムライト株式会社を設立し、代表取締役に就任。同時にソラシード・スタートアップスを設立して、起業家と投資家の二刀流として活動。2016年、サムライト社を朝日新聞社に売却。スマートキャンプ取締役(マネーフォワード社に売却)ほか、複数社の創業および売却を経験。
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