中野製薬がチャットアプリ「LINE WORKS」導入 サロンとのコミュニケーションを迅速化

経営・業界動向
中野製薬がチャットアプリ「LINE WORKS」導入 サロンとのコミュニケーションを迅速化

今年4月に公式LINEアカウントを開設した中野製薬。

2020年10月より、LINEと連携したチャットアプリ「LINE WORKS」を導入し、サロンとのコミュニケーションをよりスピーディーで密なものに深化させる。

サロンワークを邪魔しないデジタルコミュニケーション

「LINE WORKS」はワークスモバイルジャパン株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長:石黒豊)が提供するビジネスコミュニケーションツール。

スマートフォンでの利用を前提にLINEのデザインを踏襲しているため、デジタルに不慣れな人でも使いやすいのが特徴だ。

電話は時にサロンワークの妨げになり、メールでは素早い情報提供やきめ細かいコミュニケーションをとるのが難しい。さらにコロナ禍により、対面でのコミュニケーションが非常に困難になっている。

施術の手をとめることになる営業中の電話や訪問は、若い世代のオーナーを中心に年々敬遠されるようになっていることを考えると、中野製薬のデジタルコミュニケーション推進施策はサロンの支持を集めそうだ。

コミュニケーションの質を高めるセグメント対応

また同時に、LINE WORKS専用の営業支援システム「Rekuru SFA for LINE WORKS」も導入。

こちらは株式会社ジェネストリーム(東京都世田谷区/代表取締役CEO:秋貞雄大)が提供するもので、LINE WORKSで友だちになったサロンの情報を会社・店舗・個人の階層に分けてデータベース化する。

会社、店舗、個人では欲しい情報が異なるため、セグメント別に対応することで、質の高いコミュニケーションを図ることができる。

中野製薬では「美容業界のサステナビリティにおいてデジタル化は必須と考えており、今後もサロン様を始めとするすべてのお取引先様へのコミュニケーションの質を高めるべく、さらにデジタル化を推進する」としている。

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