シェサロン大手のGO TODAY SHAiRE SALON(GTSS)は、2020年8月24日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)およびW venturesから10億円を調達したと発表した。
調達資金は、①IT投資 ②多店舗展開 ③D2C に用いる予定。
目次
IT投資
2020年秋頃に専用の予約/決済モバイルアプリをリリース予定。GTSSの登録美容師および顧客が使用するアプリとし、美容師向けSaaS(※)の拡充に取り組む。
※SaaS(サース):Software as a Service。必要な機能を必要な分だけ利用できるソフトウェア
多店舗展開
2024年9月をめどに新たに50店舗をオープンし、全国で65店舗をめざす
D2C
店舗内のポップアップスペースを生かし、自社開発のヘアケアプロダクトのD2C(※)を展開予定。
※D2C:Direct to Consumer。ECサイトなどを通じて消費者に直接販売する仕組み
美容業界のDX推進へ
今回のシリーズBラウンドにあたる資金調達によって、累積資金調達額は約13億5000万円となった。
独自の予約/決済モバイルアプリ開発に加え、美容師向けSaaSやヘアケアプロダクトD2Cなども視野に入れた積極的なIT投資を行うとともに、2024年9月をめどに全国で計65店舗展開を目指すGTSS。
「日本の美容業界における新たな働き方およびDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組む」と意気込んでいる。
コロナ禍でも業績好調のGTSSはさらに、10億円という巨大資金を手にしたことでシステム開発や新サービス構築への積極投資が可能となり、成長へのアクセルを踏みこむ構えだ。
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