「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフスタイル運営)は、20代・30代女性の美容意識・実態として、美容サロンの利用金額や利用率について都道府県別に調査した。
※2020年2月28日~3月9日の期間、全国の20~39歳女性6,903人(各都道府県150人ずつの均等割付となるように、ウェイトバック集計を実施)を対象にインターネット上で実施
美容サロンの利用金額 全国1位は愛知県
美容サロンの利用金額ランキング(3カ月あたりの総額)の1位は「愛知県」(8,055円)。全国平均の6,088円を2,000円ちかく上回った。
2位「神奈川県」(7,819円)、3位「愛媛県」(7,785円)と続き、「東京都」はトップ10圏外だった。
この調査における「美容サロン」とは、美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロンのこと。
愛知県はエステサロンの利用率が高く、美容室だけを利用する女性が多い県に比べて利用金額が高くなっていると推察される。
なお、回答には0円も含まれる。
美容室・エステサロン利用率 愛知県が2冠
業態ごとの年間利用率(年1回以上利用)ランキングにおいても、「愛知県」が2冠を達成した。
愛知県の利用率は「美容室」92.7%、「エステサロン(フェイシャル)」19.3%。いずれも全国平均に大きく差をつけて1位となっている。
「美容室やエステサロンなど、複数業態の美容サロンを利用する女性が多く、利用総額が上がっている。愛知県の20代・30代女性の美容への好奇心の旺盛さがうかがえる」(田中公子研究員)。
ネイルサロン 1位東京は5人に1人が利用
ネイルサロンの年間利用率ランキングでは、「東京都」(20.7%)が1位。5人に1人がネイルサロンを利用している。
2位は「京都府」(18.0%)。続いて「愛知県」「神奈川県」「滋賀県」がいずれも17.3%で同率3位だった。
「東京都」は、美容サロンの利用金額についてはトップ10圏外だが、ネイルを身近なおしゃれとして日常的に楽しむ人が多いようだ。