経営・業界動向

ビューティガレージがサウナ・ホテル市場進出 サウナガレージを子会社化

ビューティガレージは2025年4月14日、サウナガレージ(代表取締役社長:舘石優)の株式の69.3%を取得して連結子会社化することを発表した。温浴施設やサウナ、スパ、ホテル、旅館など新領域への進出を図る。

美容・健康関連領域へ水平展開

ビューティガレージは創業以来、美容サロン向けに機器・用品の物販、店舗物件の仲介、施工、ファイナンスなどの各種サービスを提供してきた。

さらに美容や健康など関連領域へビジネスモデルを水平展開することで顧客層を拡大していく考えだ。

この成長戦略のもと、昨年4月には鍼灸院・整骨院向けの商材の取り扱いをスタートしており、今回は、サウナや温浴施設、スパ、ホテル、旅館などの新領域へ進出する。

昨春よりECサイトに「鍼灸・整骨カテゴリー」を新設し、全国のショールーム・ストアでも販売している

サウナドクターも参画

サウナガレージの設立は2023年。「医者が教えるサウナの教科書」や「医者が教える 究極にととのう サウナ大全」(ともにダイヤモンド社)の著者で“サウナドクター”の呼び名で知られる加藤容崇氏(医師、日本サウナ学会代表理事)が取締役として参画している。

ビューティガレージは以前より出資しており、5月1日付でサウナガレージによる第三社割当増資を引き受けることで所有株式が現行の8.0%から69.3%になる見込み。なお、このM&Aは4月12日開催の取締役会において決議した。

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